外野陣の戦力に触れていきます。移籍組のジャコビーエルズベリー、カルロスベルトランと残留予定(?)のアルフォンゾソリアーノ、ブレットガードナー、イチローの5人の争いになろうかと思いますが、年齢、最近の打撃力の衰えからイチローが5番手になるかと思います。故障さえなければ間違いなく働くのはエルズベリーでしょう。3割前後の打率、40盗塁以上は十分望めますし、若干肩の強さには問題がありますが守備範囲は広く、攻守共に期待に応えるかと思います。ベルトランは打撃では昨年予想以上の好成績を収めましたが、年齢もあり守備の衰えも見られ昨年並みを期待するのは多少酷かと思います。ソリアーノも昨年移籍後長打力を発揮し活躍しましたが、守備の不安と打撃の粗さ、年齢もあり矢張り不安は残ります。ガードナーは俊足を買われていますが、守備勘の悪さ、弱肩及び打撃センスに疑問が残り、高い打率を残す事は有り得ないかと思います。陣容は揃っている様ですが、イチロー以外に強肩と呼べる選手はおらず又故障の不安も付きまとっています。以上ヤンキースの戦力に触れましたが、特にライト方向が狭い球場もあり、田中将大投手にとって、ヤンキース入団が勝ち星や防御率に於いて凄くプラスになる事はないものと推測します。