昨日161kmの投球を五十嵐亮太と書き投稿してしまいましたが、今朝気づき由規に訂正しました。申し訳ございません。その五十嵐亮太ですが、かって158kmを連発したり、投じるファストボールの多くが155km半ばを記録する時期もありましたが、矢張りどうしても160kmの壁は破れず、年齢的に今後も無理かと思えます。メジャーリーグでは100マイル以上の快速球を持ちセットアッパー或はクローザーとして活躍している投手を先発投手に転向させる例は結構ありますが、必ずしも成功している訳ではありません。2011年、12回100マイル以上の投球を記録し、ファストボールの平均球速も97.3マイル(156.6km)を誇ったアメリカンリーグ屈指の豪速球セットアッパーのダニエルバードは、2012年開幕から先発投手として起用されました。メジャーでも指折りの球の速さを生かしたいという事なのでしょうが、結果的にはシーズン終盤には元のリリーフに戻っています。先発投手としてのダニエルバードは、多分スタミナ配分を考えたのでしょうか、ファストボールの球速はかなり抑え気味の投球が多く、変化球の種類の少なさもあり単調な投球に終始してしまい、リリーフ投手時代の良さが全く失われていた感がありました。100マイル以上の投球は1回も見れず、平均球速も93.1マイル(149.8km)にまで落ち、シーズン毎の好不調はあるかも知れませんが、先発転向は失敗と判断してもいいのではないかと思っています。