totoroの小道

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かるた

2015-02-06 01:37:22 | 3年 国語

 かるた 三年生 

小見出しを付ける学習だが、私の力不足でなかなかうまく小見出しを付けられない。
子どもたちが、小見出しをどう付けたら良いのか分からないのだ。

それは、正解がないからだと思う。
教科書には、中心になる文を見つけましょう。
大事だと思う言葉や文を見つけましょう。
その言葉や文から「小見出しを付けましょう」となっている。

子どもたちは、これが分からない。

そこで、昨日は「指示語」から、中心になる文を見つけようと試みた。
しかし、第二段落の指示語の指している言葉は、三年生には見つけにくく、難しい内容になってしまった。
国語の得意でない子は、あくびをしたり、退屈な様子が見られた。
もっと、全員が楽しく分かる授業、全員が参加する授業にしなければならないと考えて本時に取り組んだ。

 

 

 

三段落の最初は「いっぽう」から始まっている。
「おかしな言葉から始まっているね。」というところから授業を始めた。

いっぽうを国語辞典で調べると、かたほう いくつかのひとつと載っていた。

この場合、片方ってなに?と聞くと
百人一首はすぐに全員が答える。
もう片方はという問いに、5つの答えが出された。

 

そこで、もう少し「いっぽう」を調べてみることにした。

雨の日は寒い。
いっぽう
.....
......

これにも五つの答えがだされた。
しかし、子どもたちは、
雨だったら、晴れ。
寒いだったら、暖かい
でないとおかしいことを口々に言う。

そして、いっぽうというのは、異なる(反対の)文や言葉をつなぐ言葉だと理解した。

本当にそうなのか、もう少し例分作りを行ってみた。

確かに反対の言葉が入ると、しっくりする。

 

そう思って、本文をよく読んでみる。

すると、
百人一首は、歌かるたと書いてある。
「百人一首は、有名な短歌を集めて作ったかるたです。」とかいてある。
だから、百人一首はかるたといっしょだから、反対ではない。
と気づき、まずかるたが消された。

そうした視点で三段落を読むと
百人一首の中で、もっともよく知られているのが、小倉百人一首だから、
やっぱり、小倉百人一首=百人一首だね。
と気づいていった。

三段落には、百人一首の説明がかいてある。
その反対は、もっと前に書かれている内容だね。
二段落の小見出しを、ノートで調べてみよう。
二段落には、「いろはかるた」のことが書かれていたね。
だから、「百人一首←→いろはかるた」だ。
と結論が出た。

そして、それを使って、三段落の小見出しを付けてみた。

 私の力不足で、教科書の求めているような授業がうまくできない。
また、子どもを育てられていないので、あまり難しい授業をすると、子どもたちがついてこれなくなる。

1日に、欲張らずに一つのことを学ぶ、
内容は少ないけれど、
国語って、すっきり分かって楽しい、
そう思ってくれる授業

我がクラスの子どもたちのためには、そうした単純な授業を心がけていきたいと思う。 

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