totoroの小道

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単位量あたりの大きさ その1

2017-08-16 13:38:41 | 算数

2学期に単位量あたりの大きさの学習を行う。

どのように授業を行うのか、自分なりに教材を解いてみて、イメージを持っておこうと思う。
まず導入の第1時には、エレベータの混雑具合の問題が使われている。

「次のABCの3つのエレベータのうち、一番混んでいるのはれどれだろう?」
        
Aは6㎡に18人
Bは6㎡に16人
Cは5㎡に16人乗っている。

 

 

 

(1)図を書いてみる。
これだけだと、よく分からない。
         

 

 

 

(2)線分図で表してみる。
これだと、どう比べていいか分からない?

 

 

 

(3)表にまとめてみる。
同じ面積、同じ人数なら比べられる。
 
 

 

 

 しかし!! AとCは比べられない。

 

AとCを比較しよう。
比較するには、どこか同じ条件を作らないと比べられない。
次の2通りの考え方ができるだろう。


そして、それぞれ2通りの考え方ができる。(合計4通りの解き方がある)






 

2つの物を比べるとき、今度は数直線が見やすい。
30㎡の部分を合わせてみる。

 

 


1㎡の部分を合わせてみる。

 

 

 

 


144人の部分を比べてみる。

 


1人の部分を比べてみる。

 

 こうして4通り試してみて、○長所、×短所を考えてみる。
その1の1 ○同じ面積に90人と96人は
       比べやすい。
      ×公倍数を求めることに
       抵抗がある。
その1の2 ○暗算で求めることができる。
      (計算が簡単)
      ×3人は分かるが、3.2人は
       実際はあり得ない。
その2の1 ○違う面積に同じ人数がいるという
       考え方は分かりやすい。
      ×公倍数が求められない。
       5年生では無理だろう。
その2の2 ○式は簡単。
      ×小数のわり算に抵抗がある。
      ×一人あたりの面積はイメージしにくい。

 

どうしたら、1人あたり、1㎡あたりを求める良さが、理解できるのだろう?

 

浜松授業研究の会次回予定    

75回 9月9日  土  9:00  12:00 天竜壬生ホール 第1会議室
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