梅雨が明けました。かんかんと日が照りつけ、教室の中は蒸し風呂みたいにあついです。空き時間に各クラスの様子をそれとなく見ながら、廊下をあるきます。
先生も子供も、この暑い中頑張るなあと感心しながら通ります。
3年1組の前まで来ると、すっと涼しい風が吹いてくるように感じます。こんなに周りは暑いのに、このクラスだけ涼しく感じるのです。
この写真から、その雰囲気は伝わるでしょうか?他のクラスでは、下敷きを扇風機代わりに使ったり、だれっとした姿勢をしたり、足を机の外に出したり、上靴を脱いだりする子が何人か見られます。
でも、このクラスだけは「暑い!!」という感情が子ども達から出てきていないようにかじるのです。
ノートだって、こんなききちんと描かれています。
大きく丁寧な字。
色分けして、見やすい工夫。
線引きでまっすぐな線。
一行ずつ空けて見やすい工夫
がぱっと見た瞬間に目に入ります。
これだけのノートが、だれもが書けるのも、やっぱり板書が美しく、整頓されていてみなの見本になっていることと、先生の、この細かなチェック(視線)、分かりやすい指示と話し方があるからです。
もちろん、暑さなんか気にしないで、討論にも熱が入ります。
とても、こんなクラスを、私はまねできません。脱帽です。