トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「シオカラトンボ初見」

2022-04-13 | 小父のお隣さん
 いよいよトンボ出現期が始まった。水見回りは通常手順だがトンボの姿を探す視線の方が多くなる。水域の確認は水位で一目瞭然だし断水かどうかも吐水口の様子を見れば良い。
 今日13日、泥水池でシオカラトンボ♀を確認した。この日から新しいカメラなので期待を込めて向けたのだがモニター画面が暗くてトンボがどこだがよくわからない。輝度を調節する事が出来るはずなのだが昨日購入しての今日ではアタフタしただけである。操作を探す間に逃げられる可能性は大きいのだ。

 仕方が無いから苦肉の策で、なんとか枝ぶりが判明するから実視しながら見当をつけてシャッターを押したのだ。再生しても暗くて結果は判らず、結局は自宅PC画面で「写っていた!」と一安心。取説を見ながらモニター輝度を上げたのは言うまでも無い。

         


**今日の都々逸

2022-04-13 | 感じるままの回り道
           テロの首領はドンドン拍子
                 ドンの素性はカビの玉 ハアドンコドンコ

バンビーノ草紙

2022-04-13 | 感じるままの回り道
 四月某日、二日続きの雨模様も嘘のように晴れ渡ったこの日、かねてから掘り上げ植木鉢に仮り置きしていたボタンクサギの苗を運んで定植した。道路と沢の小さな面積なのだが道路からは下がっていくし沢の護岸は高さが2m以上もあり駐車場所にするには少々手ごわい。傾斜地で運転席からは沢への肩が見えないし砂利面で滑り易く見える。この環境では物は何でも見切りがあった方が安全管理の理に適うはず。
 さて、過日に掘り上げてそのままになっている放置材を沢との見切りに肩に並べるつもりではあるのだがモテ期に入った小生には余裕がない。それでも苗木の成長は待った無しだし早めに定植すれば早く活着するという物でフイールド作業に既に影が薄くなった後ろ髪を引かれつつ作業をしに行ったのだ。

 繁茂に呆れ丁寧に掘り上げた苗木ではないので複数本束ねて定植する。もちろん根の状態が良い物は1本立ちである。沢への肩と道路から入る西側の崩れた肩に都合40カ所ほど植え付けることが出来た。雑木と勘違いされて切除されては元も子も無いので竹の支柱を現場調達で立ててはみたものの数が足りない。フイールドで準備して運ばねばならなくなった。

         

 ボタンクサギが活着して花を着ける様になれば軽トラ市で販売も可能だし、今期は活着させ株を育てる事に専念するとしても生育の早いボタンクサギなので来季は切り花が取れるはずだ。
 今回、定植したのは見切りや切り花用だけでなく地下茎を伸ばす性質が強いので小生的には肩部の地表水浸食を防ぐ意味もある。つまりは侵食防止・保全の意味合いが強いのだが切り花や車両移動の際の見切りなどは副産物でもあると言え替えれる。
 しかしボタンクサギを誘チョウ用にと庭に降ろしたらとんでもない事になった体験から活着すれば植え付けた範囲以上に繁茂の予想も出来る。とは言え繁茂しても刈り払いで制御出来るだろうから「使いようのない空き地」と双方を生かすことは可能なはず。
 まあ、強いて言うなれば「この旺盛な根回し力を生かさずしてどうする⁉」であってまた迷惑物を生かす方便でもある。おいらってどうしてこんなに頭脳明晰なのだろうか…。夕方には木久扇師匠風になってしまうけれど一瞬の輝きが愛おしいものの何十年も輝いている部分もある小生なのだった。