トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アオガエルとは思えない…

2022-04-24 | 小父のお隣さん
 沈泥路の泥浚いをしていたらシュレーゲルアオガエルともども浚ってしまった。作業者側の視点でなくカエル側の視点で申せば「攫われた!」のであった。小生に悪意があった訳でも無く、いわゆる不測の事態でアクシデントなのだったが、久しぶりに見るシュレーゲルアオガエルはとてもアオガエルには見えないのであった。

 経験則で成体は何時も「アオガエルです!」なんて体色をしている訳では無くアマガエルのように皮膚の色を変化させることが出来る様なのだ。常時、姿が見える場所には居ないカエルだから何色でも変わりない様に思えるものの、穴倉の中ではそれなりに暗色であった方が発見されにくくはなるだろう。
 ところがどっこい、カラス様は頭脳明晰で「だるまさん転んだ」の反対の遊びを行う。鳴き声を頼りに抜き足差し足近づいて「ここぞ!」と言うタイミングで嘴にカエルを挟む時があるのだ。どのカラスもこぞって行う行動でもなさそうで、そこにはカラスなりの好奇心というか頭を絞ると言うべきか思考や個性が見え隠れする。
 見ていると「トントン」と移動はせず抜き足差し足、その上立ち止っては小首も傾げる仕草もするのだ。まあ、こういう行動は捕食時のありふれた行動ではあるものの「カラスは頭が良い」を摺り込まれるのだ。ほんとあの国の国民と全く同じになっている・・・。

            

      

入口部段々の品質

2022-04-24 | 今日は真面目に
 入口部のルートは表流水で荒れてしまい思い切って大補修を施したのが先だっての事だ。その後、何回となく上り下りしていて気になったのは表面を覆う瓦の破片(産廃)である。もともと産廃投棄地だったので表土の下はレンガや瓦、タイルの破片が詰まっている。故に雨水で表土が流れ現れるのは自然の経過なのだが何とも歩き難い。これが夜間で山慣れなく不整地歩きに慣れていない善男全女や老若男女が通るのである。足腰も弱り視力や判断力も衰えたが催し物には貪欲の観客もいるだろう。瓦の破片ひとつでさえ躓きの元になりかねない要素はある。

 とは言えフイールドの箱庭状態の環境下では資材が容易に調達できるわけもなく、浚渫土では水分を含めば泥化する心配がある。そこで目を付けたのは駐車場横の沢のドンドンである。ここには浸食防止の杭列に阻まれて土砂の堆積が砂州状態になっている。畳半分ほどの面積しかないけれど一輪車で2杯も採土出来れば十分なのだ。水の落ち込みで沸き上がった砂泥が堆積したのだが流れがある場所なので泥土より砂質に近い。これなら敷き詰めてやれば水はけも良く破片の凹凸も覆ってくれよう。

 読みはぴったしカンカンで上出来の品質に近い。これこそ今が流行のSDGsとか何とやらの具現化なのである。見上げたもんだよ屋根やのふんどし、見下げたもんだよ草履のウンコ・・・。