トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「アサヒナカワトンボ出た!」

2022-04-12 | 小父のお隣さん
 連日の土木作業、起床時にいささか疲れを感じたから予定の作業は中止してヨモギ摘みに変更する。そのヨモギだって今度の日曜日に開催する「山菜試食会」での「キッズフード」としてフォカッチャにしなければならない。まあ、何と言おうか「ニルスの不思議な旅」いいえ「アリスの不思議な旅」だったかの「忙しい忙しい兎」みたいなモテ期の小生なのである。
 そんなことで駐車場で立ち話をしてたらフラフラと通り過ぎていくトンボがいた。「たんま、たんま」と話の腰を追って追っかけたら軽トラの荷台に止まったのだ。接近しつつ撮り続けてようやく撮れたけれどこの大きさではモニターで判定は難しい。
        


 集落の川沿いでヨモギを摘みながら「そろそろダビドサナエが出ていてもよさそうだ⁉」と水源地まで沢沿いに遡上してみた。お目当てのダビドは見つからずアサヒナカワトンボの褐色型と透明型を確認できた。しかしやっとの思いで1mまで接近して撮影したものの、毎回毎回1mまで接近出来る訳もなく、このストレスを続けるよりは貧困の方が馴染んでいるから帰路量販店に立ち寄り適機を購入したのだ。
 既に前夜には覚悟を決めて財布に万札をドカンと放り入れてある。ネットで適機を検索していたのだが、先日に購入したタフ機種はどれも倍率が4倍程度でしかなく、今まで20倍の機種だったから手持ちのタフ機種では今まで撮影していた距離の五分の一まで寄らねばならない計算だ。こんなことは常軌を逸し現実性が無い。

 今回、思い切って購入した機種はコンパクトデジカメではあるものの故障した2台より更に倍率が上がって30倍まで使える。そこまでは不要だけれどストレスなく撮影できそうなのが嬉しい。新規観測種が出現してくれればさらに嬉しい。そうなればしばらくはお粥や雑炊、湯掛け飯やパンの耳だけでも過ごせる。減り続ける一方の年金からひねり出したカメラ代金だが「初観測」に遭遇すれば「値千金・初は万金」だぁ!。

           

今日のエッ!品「フキノトウの玄米粉ビスコッテイ」

2022-04-12 | 何よりの楽しみ
 冷蔵庫にフキノトウ200gほど残っている。先日にフキ味噌とフキのフォカッチャを作り大変満足できたエッ!品、いいえ二品になったからビスコッティで仕立ててみた。願い違わず「美味しい、旨い、満足」の出来栄えだったのだ。やはり自分で食べたいと思うような物は銭金を出しても口には入らない。神仏の御加護で銭金の無い年金孤老であるが故の寂しくも幸せな粗食で咀嚼するのであった。

 さて本題、フキノトウは蒸して水に晒しアク抜きをしてから微塵に叩きすり鉢でペースト状にまで加工した。冷蔵庫内で保存していたのだが花頭は開花を始めたようになったので切り落とした結果130gのペーストとなってしまったが粉の量と並べれば十分な量である。
 強力粉は有るが薄力粉が切れている。諸物価高騰の折り、あえて小麦粉を使うまでも無く国産米粉を使用すれば良いのである。今回のレシピは下記の通り。玄米粉は勿論自己製粉で魚沼産実家の玄米をS先生から譲っていただいた石臼製粉物である。

           玄米粉        130g
           フキノトウ      130g
           卵            2個
           キビ糖      60g
           ベーキングパウダー  小さじ1/2 
           シナモン       小さじ1

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 卵2個を十分に泡立て砂糖、ベーキングパウダー、シナモン、フキノトウを混合し玄米粉を投入、所定の紙容器に入れ予熱170℃20分焼く。
 粗熱が取れてからの二回目の焼きは細く切り分けてから切断面を上下にして予熱150℃25分焼いた。粗熱が取れたところで試食したのだが水分が残っているから再度予熱150℃15分焼いた。
  
 冷却してから二回目の試食。焦げるかどうか心配だったのは杞憂で済んで、一口齧った途端にフキノトウの香味が口中に広がった。お菓子やパンの印象より「フキ味噌」の風味と直結した口中感覚だった。これでは3日は持たないだろう。今日明日で消え失せるのは間違いない。既にフキノトウの季節は終わったから「ヨモギのビスコッテイ」で飢えをしのぐしかなかろう…。これを書いている間にもお口が「フキノトウのビスコッテイ」を欲しがってたまらん。欠乏感と言うか禁断症状みたいな感覚があるのだ。

 ➡ 

 小生の子ども時代、季節ごと旬の農産物で「バッカリ食」が日常茶飯事だった。旬の農産物が得られない積雪期は雪中保存、芋穴保存できる農産物と塩蔵ものだけで半年間の冬ごもりだったのだが現在のように三度の献立に悩む事も「あれこれ食べたい物だらけ」なんて事も無く過ごしてきたように思う今日この頃だ。
 食料自給率4割以下は公称なので実態はもっと低いだろうと憶測しているがその反面。食品廃棄率は少なめに計上している感がしてならない。まあ、政府官庁、協調して嘘八百を通す時代だし国際的にも腐有陳の狂状・言い分・行いが通ってしまう世界だし・・・。まっ、フキノトウの禁断症状で少しは憂慮が忘れられるならそれでよい。

 ここで「ビビッ!」ときた。このフキノトウの禁断症状から「フキノトウを緑の粉末化」すれば世界制覇できそうな気がしてくる。限界集落や廃村に触手を伸ばし大量生産しつつ、現地住民の収益も保証し吾輩はベランダで葉巻をくゆらす。実現不可能でも無いと思えるものの時間がないなあア・・・。「私には時間がない…」と歌ったのは誰だっけ⁉。

**今日の都々逸

2022-04-12 | 感じるままの回り道
             殺戮マシーン人型狂犬
                  ネロネオテロの系統符 ハアアリャコリャ