トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

バンビーノ草紙

2022-04-01 | 今日は真面目に
 3月某日、昼から降雨の予報なのでガーデンへ出向いた。前日には細断落ち葉を90ℓ袋で二つ運び畝の間に撒いてきた。まだ足りないから何回かは運ぶ必要がある。それよりも自宅で養成していたハーブ類の鉢植えから白根が出てきて「移植時」となったので床作りに出向いたのだ。
 それは林内の腐食層を唐箕で2回運び一坪程度の植え床を用意するためでもあった。本来ならば作業済のはずだったけれど、急遽飛び込んできた丸太椅子100個の用意で思わぬ狂いが生じてしまったのである。まあ、容易ならざる事態でもあったのだった。

 降雨予報時刻まで間が無いため急いで鉢物を車載し出発。現場で床の様子を見たものの腐植質が不足に思え更に2回運んで鋤き込んで再度の床作りだ。
 苗床にはレモンタイム、レモンユーカリ、フェンネル、カモミールの4種を植え、雨水桝の足元には日本ハッカ、離れた草地は農道なのだが他に通る人もいないからペパーミント3株を定植した。この時になって庭のモナルダを掘り上げてこなかったのを思い出したもののまあ、しょうがない後日扱いである。この欄、草紙と言うより雑紙なんだなあ。

 床定植    ニホンハッカ    ススキ抜根跡へミント

 特段、自分でハーブ類を必要としているわけでも無い、言うなれば「芳香蒸留水」作りのマイブーム時の名残りなのだが場所を変えれば生きて役立つ機会も芽も出てこよう。帰路のフロントガラスに雨粒が落ちてきて「早いなあ!」と思ったものの予定の所用は済んで自宅で越冬出来たレモングラスを株分けし4ポットで養成準備を済ます。ポットに活着したらこれもガーデンへ移植する。
 まだ土留め用の伐採と設えが残っているものの腰痛が改善していない現在「どうしようか⁉」と思案中でもある。特段、急ぐ事でも無いし「成り行き」まかせの黒子だし・・・。掘り上げたススキの株「土留めに使って葉は敷き藁代わり」に役立てられると思い至ったものの一般的でも無いので黒子としては躊躇する。これってSDGsに適う策と信じて疑わない小生なのだがねえ。

**今日の替え歌

2022-04-01 | 温故痴新
           現世ははかなき身でも狂犬の非道に抗し祖国守りな

            うつせみは数なき身なり山川のさわけき見つつ道を尋ねな   万葉集 巻二十