トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

肌の色より眼球色

2022-04-27 | 小父のお隣さん
 吐水口で生簀を洗っていて水槽の脇を見たらアオガエルがいる。「さーて、どっちだったか⁉」モリアオガエルかシュレーゲルアオガエルか即断しかねた。赤色と金色の違いは記憶にあっても相当するのがどっちだか失念している。自己弁護すれば他人様に教える立場でも局面でもないからどうでも良いのだけれど木久扇師匠ほどでなくても少々悔しい。まだまだ小生は自宅に帰れるのだ。これは強調しておきたい。

 自宅で調べたらシュレーゲルアオガエルと判明したのだが、普段、あれほど人前に姿を晒すのを忌避している生態を持つシュレーゲルアオガエル君が威風堂々と白日の下に濡れ場を晒しているのだ。あろうことか吐水口の飛沫が飛んでいる真下で更に環境さえも濡れ場なのだった。普段なら「エー加減にせいよ!」と鉄拳制加える立場だけれど、この時ばかりは池から上げた二枚貝を早く家に運ばねばならなかった。
 濡れ場の顛末も見てみたいし二枚貝は早く池に投じたいし、てなもんや三度笠の事態はままあるのである。でも家でつらつら考えてみた。この日の気温は26℃まで上がったし暑い日に熱い場面ではシャワーを浴びて涼みたいのはカエル様も同じなのであろう。それにもう一つ、不純異性交遊でもなさそうだし大目に見る事に致しました。はい!。

       

**今日の一歌

2022-04-27 | 小人閑居して憮然
               泡立つ磯の根 残雪知床
               仰ぎ見ずとも 今は涙
               帰らぬ旅人 哀しきみたまに
               捧げまつる 胸と心

               ボートは沈みぬ 千尋の海原
               風も浪も 冷たく襲う
               力も尽き果て 呼ぶ身も凍えて
               恨みは深し 安全ずさん

                            元歌「真白き富士の嶺」   作詞  三角錫子
                                          原曲  讃美歌