トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の都々逸

2022-04-10 | 感じるままの回り道
             日出づ国から没する国へ
                 雨やあられと非を爆ざす ハアコリャコリャ

今日のエッ!品「ヨモギのフォカッチャ三度目の正直」

2022-04-10 | 何よりの楽しみ
 ヨモギのフォカッチャが美味しいのは理解できたのだが「草餅の色合い」が出ないのが不満だった。そこで「三度目の正直」と言うではないか、正直者のお山の爺さんは三度目のヨモギ摘みをし三度目のフォカッチャを焼いたのだった。「草餅」の色合いを出すに「伝統食の力」の「草餅」のレシピを見たら「上新粉200g、ヨモギ150g」だった。ネット上の配合はこれより大幅に少なくてまあ、「入っています…」程度が多くて小生の採用するべきレシピは無かったのだ。「もどき」はいらないし食べる気もしない。

 そんなことで雨上がりでグーンと育った新葉を240gほど摘んできたのだ。もう探し回らずとも摘み草できるまでに育っている。台所で洗いながら茎の部分を切り落としてから塩を入れた熱湯で茹でる。30分ほど水に晒してから包丁で刻みすり鉢でペースト状にした。フードプロセッサーを使うかどうか迷ったものの、緩くしないと粉砕できないし、そうすると粉の量が変ってしまうというところが難問。今回はローカルなやり方を踏襲したのだ。

 「粉を最後に投入する」事を忘れずに行って、それでも緩い感じだったから更に10gを追加した。これでほぼ扱いに悩まずに済む生地が出来た。一次発酵は軽く10分ほどで、一旦押しつぶしてから再度丸めて成型する。これで二次発酵10分ほど行い発酵は終了した。ベビー用の擂粉木で生地の表面を窪ませオリーブオイルをたっぷり塗布しハーブ塩を振りかけ予熱200℃12分焼いて終了。

 冷却後に切り分けたのだが今回は発酵が進んでいつもよりふっくらした感じに焼き上がって切り難い。狙いの「草餅風の色合い」はスポンジ質に仕上がるから似て否なる物に近いけれど風味は味わえる。まあ、パンとモチでは配合比が同じでも同じ色合いにはならないと言う自明の理が三度目にして分かったのであるが生地の状態では草餅風の色合いが出ていたので満足するとしよう。次はセリでつくってみたいしクレソンでもやってみたいと妄想は昼夜を問わずなのだ。今回のレシピは以下の通り。
      ヨモギペースト 200g              
      強力粉     160g
      牛乳       50ml
      バター      20g
      ドライイースト  10g               打ち粉       適量
      塩         2g               ハーブ塩      適量
      キビ糖    大さじ2               オリーブオイル  小さじ4

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