トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の都々逸

2022-04-04 | 感じるままの回り道
          窮鼠咬む咬む小麦の黒土
                  深謀鼠の半狂乱 ハアコリャコリャ

今日のエッ!品「たっぷりヨモギのフォカッチャ」

2022-04-04 | 何よりの楽しみ
 ヨモギが萌えだした頃、待てずに摘んで作ってみたヨモギのフォカッチャは狙っていた「草餅風味」ほどヨモギの風味が出ず、参考までに草餅の配合比を確認したら重量比でヨモギは75%にもなっている。その時に作ったフォカッチャは40%ほどだったから草餅ほどヨモギの風味が出るはずも無しで、これは大いに納得したのだ。
 フイールドを眺めればヨモギも楽に摘めるほどの大きさになっているし昼からは降雨の予報だったから「午後はヨモギのフォカッチャで決まり!」にしヨモギを200gほど摘んで帰ったのだ。台所で固い茎の部分を切り離しながらゴミを取り除き生葉重量120gを得た。ヨモギは前回の倍以上だし擂鉢では大変なのが分っていたからフードプロセッサーを使った。
 しかし水分を絞って掛けたからすぐ空転状態になり粉砕出来ない。結局は水を加え重力で落ちる緩さまで流動化させねばならなかったのだった。これでは水分が多すぎるからペースト状になってからネットに入れて水分を抜いた。

 レシピ本を見ながら進めてもヨモギにしろ小麦粉にしろレシピ通りではない。強力粉の不足で薄力粉を加えたしヨモギを混入の結果、緩くなったがため玄米粉まで動員し生地の固さを調整したのだ。レシピでは牛乳を加える事になっていたものの牛乳が無くてスキムミルクで代用。不足した牛乳からの水分はヨモギから入ると皮算用である。

 少し緩めの生地になってべたつくが既に打ち粉用の小麦粉は無しで片栗粉でこれまた代用した。一次発酵、二次発酵と行って予熱200℃12分で焼く。10~12分がレシピの数値なのだったが生地の量が多かったから12分にしたら焦げ目がついてしまった。
 待ちきれなくて冷却が済まぬうちに試食をしてみた。前回の物よりヨモギ風味は格段に改善されて美味しい。生地を作る時に「草餅ほどの色が出ていない」のに気が付いてヨモギと粉の量を比較したらほぼ半々だった。これでは色は乗らないはずだ。この失敗の理由は緩くて粉の追加をした結果で、次回はヨモギ重量比75%で作ったる!。
 もう美味しさの追求でなくて色合いの追求なのだ。美味しいのはしっかり理解しているし、ゆえに数日掛けてお茶の友のつもりが手が止まらないから明日まで持つかどうか。やめられない 止められない カッチャの空っ茶つまみ・・・。

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