トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「サツマイモのクラッカー」

2021-11-19 | 何よりの楽しみ
 書き込むのにタグ付け欄があるからチェックを入れるものの、スイーツなのかお菓子に分類するのか理解できない小生である。まあ、理解できなくても美味しく食べる結果があればそれで良いのだ。
 今回はサツマイモ100%でクラッカーを試作した。正確にはベーキングパウダーやら砂糖やら投入したので100%では無いけれどネットに溢れる関連レシピを閲覧すると、単なる芋のトッピングだけだったり小麦粉に混ぜ込んだりと小生的な意味合いからは外れたレシピが多かった。つまりは参考にならなかったのだ。

 サツマイモは焼き芋にしてから使うつもりだったのだが1個500gの芋だったのでオーブン1時間では芯まで熱が通らず、結局はレンジで熱して使った。
 まずは金笊で裏漉しし、砂糖50g、バター7g、ベーキングパウダー3gを混ぜ合わせた。バターの混入をどうするか考えた結果、キビ糖に揉み込み砂状にしてから芋に混ぜたのだが正解だったろう。

 生地作りが終わったものの緩すぎて伸ばす事は出来ても移動させられない。そこでシートの上で伸ばし切れ目とガス抜き穴を開けたうえでプレートに移動させた。

 170度15分での焼き上がりはまだ軟らかく手で摘まめない。そこでイタリアの二度焼きスイーツ「ビスコッティ」を真似し、さらに150度20分焼いた。冷えたらやや硬めになった。味わいは一言で言えば「スイーツポテト」の薄焼きで、これはこれで美味しいのだが甘すぎたし咀嚼する時に歯にくっつくネチッとした感じがする。下の写真、上段は二度焼き後の裏側である。二度焼きする前に全て裏返しにしておいたら色目は揃ったのかもしれない。
 今回は空茶に飽きて甘いものが欲しくなった孤爺のエッ!品でありました。

            

 翌日、未明まで降雨でフイールドは濡れてスリップ注意の状態なので取り止めて、砂糖を大匙一杯だけ投入して作り直ししてみた。水分量が多いのは変わらず、生地の状態で型抜きも切り分けも無理だったのでシート上で延ばし包丁線を引いて焼いた。
 170度15分では、やはり焼き足りず追加の加熱になってしまった。試食は糖分が少なくなった事で「お芋感」満載。はっきり言えば切干芋を焼いた感じである。これだと糖分の多い最初のエッ!品の方が万人受けするかもしれない。結論としては切干芋で焼けば良のだが、それよりも何よりも「サクサク感」が無いのが物足りない。最終結論「小麦が入らないとお菓子感が出ない」のだった。まあ、人生死ぬまで修行であって、これを「生涯学習」と言う。…違うか⁉。

**今日の都々逸

2021-11-19 | 小人閑居して憮然
                解除となって
                ひと繰り出すも
                おいら職ない
                まだステイ ハアコリャコリャ

東奥斜面の笹刈り

2021-11-19 | 今日は真面目に
 丁度一年前にマキの大樹を除伐し日照を確保した東奥の斜面。先日確認に行ったところネザサが2尺ほどに伸びている。根絶は不可能だが抑制のためにも環境維持のためにも笹刈りは欠かせない場所になった。予定はしていたものの思わぬ落枝樹の除伐や斜面へ階段の設置等々がランダムに入ってきて笹刈りは後回しになっていた。その場所を会友のYさんが刈り始めて何回目になるか、この日様子を見に行ったところ刈り払うべき面積の半分くらいまで進んでいた。
   

 小生はまだ除伐した大樹を林道上から撤去する作業の途中だった頃で、片付けてから参加してもギリギリセーフになるかどうか微妙な塩梅だった。ついでに刈り出した柑橘樹、ユズと温州ミカン、夏みかんを見て回った。温州ミカンは着果が増えて色付いており作業の合間に喉を潤す果樹になってくれるだろう。夏みかんはひょろ長くなった樹形のせいか着果数の回復は見られなかったのだが、数年後には樹勢も回復しそれなりの収穫はあるだろう。
 ユズは4本ほど刈り出したがまだ刈り出し不十分な環境があって、着果数の増加には結びついてはいない。その中でただ1本、一番日当たりが良くなった樹の着果数が増え、既に色付いていた。しかしこの樹、支えられていた広葉樹を除伐した事で支えを失い倒れてしまった樹で応急的に孟宗竹で起き上がらせておいたのだが、これが一番着果が多かった。そうなるともう少ししっかりした支えを用意せにゃならん。ほんと、山の中で水商売・自転車操業・・・。