トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「しあわせー、菊花と黒はんぺんの煮付け」

2021-11-07 | 何よりの楽しみ
 黄色い食用菊が満開になって三度三度と丼で食べても一週間はあるだろう。実際問題としてそこまでは行わないものの、たっぷり食す環境が出来たのは執着至極である。
 となると「どういう食し方」がしたいのか我が身に問うて作るしかない。今回は黒はんぺんと菊花の煮びたしで食してみた。味付けは市販の濃縮出汁だけれど、これはごく薄味にして菊花の味わいを殺さぬようにするのだ。菊花ほぼ100gと黒はんぺん2枚を小鍋でひと煮立ちさせてから皿に盛った。後は掻っ込むだけである。

 「あーあ、旨い!」思わず独りごちたのだった。ホント、小生的には「ご馳走様」の部類である。世間には飛行機を奮発して銀座辺りまで出掛け、かき氷やスイーツなどを食べるために出向く裕福層もいるらしいのだが姥捨て山には交通機関など無く、周年悩まされている漏水孔くらいしか見当たらない。かの電磁浮遊鉄道などもその口で、地下水の制御など出来る訳もない。丹那盆地の水源枯渇や既に山梨県では枯渇水源が発生している現状を聞けば、地下水脈の保全等は人智の及ぶところでも保障の限りでも無いだろう。

 それはともかく、食べなれた菊花料理は酢の物か酢味噌などの冷たい一品だったものの、今回は熱々のエッ!品で、これはこれで寒くなった今日この頃、お腹にやさしいーく気持ちもほっこりするのだった。まあ。小年金孤齢者には丁度いい。

           

**今日の都々逸

2021-11-07 | 小人閑居して憮然
                Gotoなんとか
                タコ足喰らい
                またも負債の
                ねずみ講 ハアコリャコリャ

林接池の補修 2

2021-11-07 | 水辺環境の保全
 林接池の補修は初日で大方は済んだと言っても残りを済ませるのが小事でも大事なのであった。拡幅して護岸木が不足した場所、1mと1.2mの二カ所でも設えておくのと置かないのでは堤の維持保全に直結する。用材は伐採して用いる程でも無いので細かったり古くなったりして交換された丸太を選んで切断し設える。杭も先般、除伐したクワの枝ぶりを見ながら使えるところを切り取って杭にした。

 護岸木を固定し土を詰めて鎮圧し一件落着である。上端面の嵩上げをした堤の部分は2回目の胴突き鎮圧が出来るほど水が抜けておらず半月後くらいになるのだろう。それでも凍結期までには鎮圧が終わりそうである。
 この池では今期、タカネトンボの産卵を足元で長い時間観察出来て、S先生曰く「数百個は産んだでしょう」だったから、全てが羽化できるとは考えもしないが300の卵は30の羽化体に、そして3体が産卵にこぎつけてくれれば儲けものであって「羽化羽化!」なのだが「ウハウハ!」でもありウカウカと浮かれてはおれない。しっかり維持保全が肝要だ。

 拡幅幅に護岸木      もう一方は隅取りして歩き易くした

 事前、事後を写真で比較すると以下のようになる。
  ➡