トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

初霜で初結氷は初めて・・・

2021-11-28 | 感じるままの回り道
 午前八時、フイールド到着。フイールド以前の畑の様子から「初霜」の朝だと承知はしていたのだが、あにはからんや「初結氷」でもあったのだ。ここをフイールドにして約20年だが初の「初霜・初結氷」である。さすがに半袖肌着・長袖作業シャツ・綿ジャージの上着では寒さが身に沁みる。衣服を通しての事だから「凍みて」ではなく「沁みて」で良いだろう。その時の外気温は写真の通り。

 泥水池の周囲も霜まみれだが水面は全面結氷とまではならず僅かでも流れのある範囲は水面が覗いている。

 五つある泥水池の内、№4と№5だけが全面結氷していた。これは流下している間に水温が下がり続けた結果であろうが、とにもかくにも「初降霜・初結氷」は初体験なのだ。寒いはずである。
 この日は「イヌガラシ」の移植を行うつもりだったものの、株の掘り採りは谷地の日陰では作業する気も無くなって、日当たりが望める北側台地に変更した。

       



11月定例会

2021-11-28 | 月例会
2021/11/21(土)9:30~12:30

会員 8名
活動 北側辺縁部の地拵え

 かねてより思案していた北側辺縁平坦部の補修に着手した。独りでも行うつもりでいたものの、動かす土の量が多くて尻込みしていたのだが、先日にボーイスカウトがテントサイトにした様子を見て「早めに整地しなくては・・・」と月例会で着手させてもらったのである。
 「ボーイスカウトのテントサイト」のためと言うだけでなく、低草池として維持するエリアと構想しているのだが、数年来の威之志士様の跋扈蹂躙で平坦に見えてもボッコボッコの地表になってしまった。歩くのは当然なのだが刈り払うにしても凹凸が不快なので何時かは整地しなければと思っていたのだった。

 それだけでなく、当初よりの窪みがコブの周りに在り、これも不快の一因となって、またその範囲は活用し難く整地の必要を感じていたのである。今回、慣れないメンバーで取り組んでもらった結果、慣れないから早めに終了したものの意外にはかどって、これなら一人でも残りは「やれる!」感になってきた。まあ、おめでたい性格なのであって頭頂部には常時、燦然とアサヒが顔を出し旭日光輝を発している。この栄誉に負けてたまるか!。

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今日のトンボ「これがまあ終の番いか行き互綽」

2021-11-28 | 小父のお隣さん
 トンボの「我が世の春」も残り一週間ほどで終わる。既にマユタテアカネとオオアオイトトンボだけが日当たりの良い一画でボッコ中である。数日前にオオアオイトトンボの連結体を見たのだが、心配なのは有精卵が出来てどの枝に産卵するのか、と言う事だった。既に日当たり良好の狭い範囲でしか生存確認が出来ない。オオアオイトトンボの産卵は水面上の枝なのである。産卵場所で言えばモリアオガエル同様だ。トンボ池畔ではヤナギの大樹しかなく、この枝先に産卵するしかないと思っているけれど、枝先での産卵確認は視認できない高さだ。
 一昔も前に、池の傍に植えたマユミの枝で集団産卵をしていたのを見たのが最後で、そもそもその樹は枯れてしまい追加で植え付けした樹は樹皮を白くさせてキノコだか苔だかに侵され衰退中で産卵枝は無い。

 この番いも若さ溢れるカップルとは言い難く、老熟カップルと勝手に結論付けしている結果、有精卵を打泥産卵するだけのエネルギーがあるのかどうか気にかかる。とは言え考えるまでも無く有精卵を生じなくても打泥産卵せずとも義理も義務も無いのであって、この世の惜別として最後の選択、営みだと互いに情を通じ、しばしの時を過ごしていたとしても不思議はない。まあ、こんな風に考えるのは生殖とは圧倒的に関係のない回数をこなすホモサピエンスの穿った見方だろう。反省!反省!大反省!。
 まあ、こんな考え方、我が身を振り返っての妬みや嫉みでも決してありませんからぁ。グローバルな世界基準ですたい。ホント、ご馳走様です。