トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水も使えば活きる

2021-11-02 | 今日は真面目に
 林道からの雨水、昔は流れるままに流路へ下っていたのだが流路への法面がえぐれるだけで不快だった。使い道は無いかと思案した結果、排水を側溝脇の窪みに落とせるよう塩ビ管で歩道をくぐらせ誘導した。それから10年以上は経過して側溝のU字溝より低かった部分がU字溝上端より高くなったのだ。それでも通路よりは低いので流しておくのだが、時折、この流路を勝手に変更され、塩ビ管の出口より直線的に流路へ溝を切る人が出るのだ。
 普段の手入もしているはずも無く、どういう料簡で現状変更したくなるのか理解に苦しむけれど枝張り調整中の落葉樹でも整枝選定の知識が無いのがありありと判る人が「邪魔だ」と思うのかどうか不明だけれど伸ばしている枝を切断する。それで何年もかかって伸ばした枝を失ってしまう事は度々で、このような輩は「何故そうしているのか?」考えてはいないだろう。

 写真の狭い範囲でも土が堆積し高さが増せば通路幅も広くなり刈り払いをするにしろ植樹するにしろ活かせる場所になるのだが、そういう指向性は欠けている。今期はその予防策としてアガパンサスを植え込み、直に水路を切り開かせないようにしたのだ。
 今のところ有効に機能しているようなので、更に土を貯められるよう除伐材の幹を並べ土留めとした。これで数年経てば10cm程度は堆積するはずだ。それも妨害工作が無ければの話。
 保全作業などは誰の目にも見える作業だけでなく蟻が運ぶ砂粒をまとめて堤にする感覚も必要だと思う小生である。

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**今日の都々逸

2021-11-02 | 性向有毒の翁なれば
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                 落選しても
                 ゾンビ比例で
                 ハロー、WIN ハアコリャコリャ