トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

東奥斜面の笹刈り

2021-11-19 | 今日は真面目に
 丁度一年前にマキの大樹を除伐し日照を確保した東奥の斜面。先日確認に行ったところネザサが2尺ほどに伸びている。根絶は不可能だが抑制のためにも環境維持のためにも笹刈りは欠かせない場所になった。予定はしていたものの思わぬ落枝樹の除伐や斜面へ階段の設置等々がランダムに入ってきて笹刈りは後回しになっていた。その場所を会友のYさんが刈り始めて何回目になるか、この日様子を見に行ったところ刈り払うべき面積の半分くらいまで進んでいた。
   

 小生はまだ除伐した大樹を林道上から撤去する作業の途中だった頃で、片付けてから参加してもギリギリセーフになるかどうか微妙な塩梅だった。ついでに刈り出した柑橘樹、ユズと温州ミカン、夏みかんを見て回った。温州ミカンは着果が増えて色付いており作業の合間に喉を潤す果樹になってくれるだろう。夏みかんはひょろ長くなった樹形のせいか着果数の回復は見られなかったのだが、数年後には樹勢も回復しそれなりの収穫はあるだろう。
 ユズは4本ほど刈り出したがまだ刈り出し不十分な環境があって、着果数の増加には結びついてはいない。その中でただ1本、一番日当たりが良くなった樹の着果数が増え、既に色付いていた。しかしこの樹、支えられていた広葉樹を除伐した事で支えを失い倒れてしまった樹で応急的に孟宗竹で起き上がらせておいたのだが、これが一番着果が多かった。そうなるともう少ししっかりした支えを用意せにゃならん。ほんと、山の中で水商売・自転車操業・・・。

  

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