トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「うるち米と大豆のクラッカー」

2021-11-04 | 何よりの楽しみ
 時折、フイールドへ御夫婦で散策がてら動植物を観察して帰るS夫妻からパンケーキミックスと高級茶を頂いた。小生には頂き物を受ける様な記憶も皆無なのだったが、たまにお馬鹿な蘊蓄を聞かせていた、そのお礼なのだそうな。そうなると蘊蓄も講釈もあまりお馬鹿は言えなくなってハードルが上がる。心掛ければ頭頂部は光る、とまあ小生にとってはロミオ様の心境になりそうだ。
 それはともかく頂いた「パンケーキミックス」はうるち米と大豆の混合粉で砂糖は入っていない。少々拘りのある粉を頂いたのだ。そうなると早速の試食タイムで、夕食に粉半分をパンケーキにして食し、翌日は雨模様なのでクラッカーを試作して見る事にした。市販のミックス紛での試作は初めてになる。

 ミックス紛100gに卵1個、牛乳は固さを見ながら入れたから60ml程度は使っただろうか。オーブンは予熱して170度15分のセットである。今までと多少変えたのは厚さ3mmは変更しなかったものの、焼く前に切り離す事をせず割れ線と空気穴を入れただけで1枚物として焼いた事だ。
 これは今回初の試みだったので焼き皿の面積を考慮しなかった結果、少し幅を広げ過ぎて両横が立ち上がってしまった。まあ、見た目は悪いが焼き上がりには関係しない。このやり方は並べる手間は不要だし焼ければパリパリと折れて外せるので横着者には丁度良い。

 焼き上がって試食。三時の時間に間に合うように作ったからお八つと言うか小腹を鎮めるための一皿を盛った。先日に煮詰めた完熟梅ジャム、葉唐辛子の佃煮、ライチ蜂蜜で3枚を牛乳で頂いた。砂糖不使用なので噛むほどにコメの風味が口に広がる。砂糖やバターを使用したらまた別の味わいになるのだろう。これに野菜の煮付けをひと椀つければ軽い食事になってしまう。
 ホットケーキも美味かったのだがクラッカーやクッキーだと作り置き出来て保存性もあり適宜摘まめるのが小生には合う。これで数日間は空茶でなくお茶菓子付きのお茶が出来る、し・あ・わ・せ。

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**今日の都々逸

2021-11-04 | 小人閑居して憮然
                支給助成と
                アジ味ぶって
                当選すりゃあ
                身が大事 ハアコリャコリャ

突端台地の肩刈り

2021-11-04 | 今日は真面目に
 台地の肩に植栽していたシモツケ、クズやネザサの勢力に晒され続けるし、小生もそう度々の刈り出しをするほど暇ではない。いきおい、放任してきた塩梅なのだったが今回、台地中央部にまとめた事でクズに覆われたりネザサの侵出を許したりする事は減るだろう。
 その上、台地平坦部の肩を刈り払いする時に邪魔にならないから、思い切って刈り刃を回し侵出して来るネザサやクズを処理するにも楽になった。それは単なる想定上の事では無くて、この日、肩刈りをして実感した事でもある。

 ついでにカヤの木を1本立ちにした。株立ちでネザサとクズに埋もれていたのを「周囲に少ない樹種」として3本立ちとし刈り出ししてきたのだがクズの成長は早いしネザサも侵出するから、今期もクズに覆われていたのだ。
 今期、たまたまオオバウマノスズクサが樹下にある事が判明しジャコウアゲハの幼虫もいた事から管理し易い1本立ちにして、オオバウマノスズクサが立ち上がるのを発見し易くしたかった事もある。すでに今期の産卵期は終わって、蔓の生え際だけでも確認したい、出来れば掘り取って食草園に移植したいと考えていたけれど蔓の発見は出来なかった。

 肩の部分は刈り払ったけれどバタフライガーデン部との間は刈り払わず残してある。まだバッタなどの昆虫は活動しているし、冬に向かって採餌活動も活発にしなければならない時期だろうから全面刈り払いは拙いであろう。まあ、他人から見れば「横着刈り」としか思ってもらえない刈り方で、「手入れをしている」とは微塵も思われない草原なのだが「これが大事で必要環境」は、小生側からの言い分。この齟齬は埋められない。

 全面刈り払いを実施すると一気呵成に生物が消えてしまう。この極端な落差でも頓着なければ「綺麗になってすっきり!」感で満足して終わるのである。これが刈り払いする普通の感覚だろう。抑制や衰退させるための刈り払い、維持増殖や保護のための刈り払いなどは「全面・全草刈り払いやりたい!」とウズウズする人には無用と言うか縁がない。

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