トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

マルバチシャ、やっと結実した

2020-06-26 | 小父のお隣さん
 実生苗を定植して10年にはなるだろうマルバチシャに実がついている。この樹だけ成長が良くて、まあ普通の成長をしていただけなのだが他の苗木の成長が悪すぎた結果でもある。他の樹数本はまだ樹高1mほどでしかない。
 マルバチシャは珍しい樹種なのだとかで北限は千葉県あたり、紀伊半島のどこかに自生地があったとかいう記憶があるが、日本書紀だかにも記載がある神木系の樹種らしい。

 小生にとっては果実の方に興味があって、大きくは無いけれど冬鳥のデザートになりそうだと期待しているのだった。

抜去は続くよいつまでも・・・

2020-06-26 | 水辺環境の保全
 カサスゲの抜去をしつつ適当に残しているけれど全草抜去したいのが本心だ。カサスゲのように頑固に根元を固めて増え続ける植物でなく、適度の生育で調和的に水域に存在してくれればと「トクサ」を植えた事もあったのだが株が定着した頃に全株持ち去られて、それっきりになった。結局はきつい縛りをかけ続けなければならないカサスゲになってしまった。楽をしたくても、そうは問屋が卸さない定めである。
 前日、抜去すべきカサスゲの残りを取り除いた後、シェルター水路と泥水池3の葦抜きとイネ科のなんとやらを抜去した。葦は地下茎が漏水の元であって、過去の葦原の影響でいまだに漏水が続いている泥水池なのだ。

 カサスゲの抜去、前日はスコップを併用したが、この日は三本鍬で打ち曳き起こして排除した。こちらの方が労力的には楽である。イネ科の何とやらはランナーを伸ばして繁殖していくから掻き寄せるやり方の方が効率的である。漏れたのは結局は手で掻きとる事になるものの、それでも負担は少なく思える。
 残りの掻き取り除草は泥水池1と2が残っている。梅雨に入って作業できる日はお天気次第、と言いたいところだが意欲次第もあって、それは足腰肩腕の調子如何なのである。増えるカサスゲと寄る年波には勝てぬ。

      シェルター水路     泥水池3      シェルター水路と泥水池3