トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ミカン花のテインクチャーを作ってみよう・・・

2020-06-08 | 何よりの楽しみ
 ミカン花の芳香蒸留水は作った。しかしアルコール抽出したらどんな感じに出来上がるか知りたくなってウオッカを買いに行く。80度で仕込みたかったけれど1本2千円もするから50度でやってみる。これだと千円少々だ。

 先日、採花した畑で花を採る訳にはいかないから拠点道具小屋脇のミカン樹から採集した。1カップ程度でも試行するだけだから十分な量である。二枚貝の餌に使って空き瓶となった乳酸菌製剤の遮光瓶を保存していたからこの中に花とウオッカを入れ、後は毎日シェークして2週間後には出来上がる。

 6月に会のイベントとして観察会と芳香蒸留水の実演も行うので「見本」としてのテインクチャーも用意しておきたいのだ。今のところ「肉桂」「ヒノキ」「ミカン花」の3種を予定して、芳香蒸留水作りは「ヒノキ・ヤブニッケイ」2種を考えている。

 2週間毎日貯蔵瓶を揺すって撹拌し、6月1日に抽出期間を終え濾過し瓶に戻した。先日に作った青島とはるみの花の芳香蒸留水とは異なりウオッカ抽出なので一概に比較はできないけれど、アルコール臭を除けば香りは穏やかに感じるが品種不明の花なので、そこがちょいと惜しい。

 昨今の手指消毒の機会が多くなっても山と自宅の往復だけでは用は無いのだが、スーパーなどに立ち寄る事もあるから、携帯用のスプレーに入れて噴霧した見たら、これが意外と良かった。この前に「肉桂のテインクチャー」を入れてスプレーしてみたけれど、甘ったるい香りでミカンの花の方が心地よい。
 外出時、手指の消毒をしたい時には50度ウオッカのテインクチャーをプップと吹き付ければ気休めにはなるだろう。