トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

なんとも摩訶不思議なお味で…

2020-06-27 | 感じるままの回り道
 5月の23日に「はるみ発酵シロップに投入した青梅2kg」、一カ月の熟成期間を経て試飲してみた。試飲は半月経った頃にもしたのだが、少々糖分不足の感があり、考えてみれば梅シロップを作るためには氷砂糖1kgは必要なのだ。そこで改めて氷砂糖を追加して毎日揺すって撹拌しつつ仕上がりを待っていたのだった。

 強炭酸水で割ればもっと美味しくなったのだろうが水道水で3倍に薄めて試飲した。第一印象は「なんとも形容しがたい味わい」だった。途中で試飲した時は「梅シロップの味もはるみ発酵シロップの味も」したのだったが、今回は「どちらとも言えない」味わいなのだった。「美味しいか?」と尋ねられても「不味いか?」と尋ねられても返答に窮する味わったことのない味だったのだ。
 まあ摩訶不思議・複雑怪奇な味とでも言おうか。好き嫌いのある味のように思え、例えればコウゾの果実の嗜好に似る。厚さ本番に向かうこれから、この冷たい飲み物の消費が進むかと言うと何とも言えない・・・。爽やかさを欠く。

ジャコウアゲハの異変はウマノスズクサの幸運

2020-06-27 | 感じるままの回り道
 庭のウマノスズクサが成長し続けて、ついに開花までした。庭で花を見るのは植え付け以来なので20年以上も開花しなかったことになる。開花しなかった理由は成長すればジャコウアゲハの幼虫に喰われ、結局は根元まで喰われる羽目になっていたからで、再生しても同じことの繰り返しをシーズンに3~4回していたのだ。それでも根絶せず本数を増やしてきたのは不思議なのだ。

 今期はどういう訳かジャコウアゲハの飛来が無く、ゆえに産卵しないから食害されない。結局は花を付けるまでになったという事なのだが、ウマノスズクサの花は変わった形の花である。この花を見たくて庭に導入したのだったがジャコウアゲハの幼虫の食草だったがゆえに花を見たのは導入年だけで、この時はリンゴの枝まで伝って伸び、多くの花を見れたのだった。
 それからン年、伸び切らないうちに株元まで喰われるから支柱は1m程度しか与えない。そんなことで蔓性には見えない繁り方になっている。

               株       花