トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

「ヒョー!」嘆から解‼

2020-06-07 | 小父のお隣さん
 ひょんなところで「正体不明大蛇」の特定が出来た。「瓢箪から駒が出る」のではなく「ヒョー!」と言う嘆息から本体が知れたのだった。もともとは「草藪からヘビ」が発端であって「爺も歩けば蛇に当たる」という諺通りの展開であった。

 棚田部でS先生らと足元の植生についてよもやま話をしていたところ水路の法面に二匹のアオダイショウがいたのだった。どうも交尾の場面だったらしいのだが結局は二匹は離れて逃走。大きい蛇を追跡し棚田の中と畔で我慢比べ、結局はアオダイショウが折れて逃走開始した。
 そこで捕まえたのだが、田の中でにらみ合い中に体表面の模様が先日に友人から見せられた大蛇の模様とそっくりだったのだ。このことでS先生も小生も「あの謎の大蛇はアオダイショウだった」と腑に落ちたのだ。三角形の頭部は角度によりそう写ったのではないかと結論付けて一見落着。

 さて捕獲した蛇にもう一匹、40センチ程度の蛇も捕獲して、たまたま泥水地のクルミに産み付けられたモリアオガエルの卵塊を見学しようとやってきたかの「環境破壊教育NPO」様御一行の小学生を呼びつけて触れさせた。もう大騒ぎで後ろに隠れる児童もいれば前に出てくる児童もいるし、ひとしきり静かな谷戸が賑やかになった。

     今回遭遇した大蛇    会友が撮影した大蛇、尾部は水中から盛り上がり出て末端は沈む           

押さえた色調美!

2020-06-07 | 小父のお隣さん
 残念ながらいまだにカラスアゲハとミヤマカラスアゲハの区別が出来ない小生なのだが「美しい!」と言う判断区別は自己中であっても出来ている。
 アゲハ類はどういうわけかノアザミやヒガンバナによく飛来し吸蜜していく。それを観たくてノアザミを播種した一角を創出しているのだが意図はうまくいっている。泥水地の最奥部、といっても林道から50m程度だが踏圧被害が大きくなってからロープを張り進入を防止した結果、環境的には安定している場所である。

 ここで大きく育ち過ぎたヤマグワ2本を除伐して、庭で肥培したノアザミとフジバカマを戻して花の一角を形成しようと目論見中で、どちらも今期の開花は望めないけれど来期には押さえた色調のアゲハ類、和風の華やかさをもつアサギマダラの来訪が見られるかもと小生もはやる心を押さえているのだった。