蛇のプルトイ、仮組み立ての走行テストでは完璧で、曳き紐を付け組み立て最終検査は無資格者でなく小生本人が実施している。官製テストの様に建前優先と言う事も無い。同一人物による二回のテスト結果が異なるとは…。居て歩かなくても茫然となる事態はあるものだ。
理由は簡単で、仮組み立てのテスト時では曳き紐でなくキリの先端をひっかけ動かしていた。押さえるのに荷重が掛っている。
それに引き換え、完成テストは曳き紐で引いたので車輪にかかる摩擦も小さくなってしまった。構造上、上向きのベクトルが発生するから本体の実重より負荷は軽減している。これが原因で車輪が回転しない。「一体どうする?。ジャーどうする?」言わなくても選択肢は二つ、廃棄か修整かしかない。
ましてや木aワーカーとしてのメンツが、意気地が、沽券が危機的状況なのだ。ここは鶴田浩二の様に腹を据えねばならん。
開催日が思い違いで一週間先伸ばしになり、そのため修整の時間はある。まあ「意地が廃ればこの世は闇だ」のスターの言葉を信じ、ここは意地を張り修整してみる事にした。現在の素材は軽く加工しやすいホワイト材、修整はヤマザクラか他の重い材を探してみよう。
更に動力不足になる実走を鑑みて蛇行させる尾部の重さも減らす事にした。節の数を減らすとともに部品一点一点をスリムにするのだ。
この作業は既に接着されてしまったピースに施すから、また親指を酷使する。ここだけは泣き体、国語としては「泣きたい!」のだが感じ体では支障は無い。
青大将をスリム化 ➡ 塗装は施さない
まず一番豊満な青大将のダイエットから始めた。糸のこ盤で両脇を切断、腹部と背部の角に丸みを持たせた。体高も下げるつもりだったが、この状態で装着走行させたら程々の動きを見せてくれたからダイエット終了。考えていたより楽だった。
しかし糸のこ盤で両側を切り取る作業は危険が増す作業で緊張する。両脇を落とした頃は汗が出ていた。とりあえず一体完成。荏胡麻油を塗布して終了である。木肌を残したままにしたのが意外に美しく見える。まあ、怪我の功名くらいはあっても良いのだ。
二体目もダイエットした。一体目アオダイショウは胴幅40mmを25mmまでに落とした。二体目は「軽い方が動くだろう」と胴幅35mmで制作してあったが、これも25mmにする。さすがに糸鋸盤で切り落とす作業は危険で、万力に挟み鉋で削り落とした。試験走行では改善が見られたが両方とも節数を減じて完成としよう。
ダイエット中 ➡ 胴幅25mmで完成
三体目は円柱を入れ子状態でつなぎ胴に似せてある。これも仮組み立ての試験では良好だったが、曳き紐で動かすと関節の重さに負ける。そのうえ、見た目をよくしようと入れ子式にしたから摩擦抵抗も増した。間にワッシャを入れ隙間を作っておいたのだが、車輪カムの動力では非力だった。
改善するには入れ子式を止め、俵形か球形で連結する必要がある。イベントまでに時間がないし、この再生作業は後日にした。まだ仕上げねばならない玩具があるのだ。リアルを求め失敗した例である。
理由は簡単で、仮組み立てのテスト時では曳き紐でなくキリの先端をひっかけ動かしていた。押さえるのに荷重が掛っている。
それに引き換え、完成テストは曳き紐で引いたので車輪にかかる摩擦も小さくなってしまった。構造上、上向きのベクトルが発生するから本体の実重より負荷は軽減している。これが原因で車輪が回転しない。「一体どうする?。ジャーどうする?」言わなくても選択肢は二つ、廃棄か修整かしかない。
ましてや木aワーカーとしてのメンツが、意気地が、沽券が危機的状況なのだ。ここは鶴田浩二の様に腹を据えねばならん。
開催日が思い違いで一週間先伸ばしになり、そのため修整の時間はある。まあ「意地が廃ればこの世は闇だ」のスターの言葉を信じ、ここは意地を張り修整してみる事にした。現在の素材は軽く加工しやすいホワイト材、修整はヤマザクラか他の重い材を探してみよう。
更に動力不足になる実走を鑑みて蛇行させる尾部の重さも減らす事にした。節の数を減らすとともに部品一点一点をスリムにするのだ。
この作業は既に接着されてしまったピースに施すから、また親指を酷使する。ここだけは泣き体、国語としては「泣きたい!」のだが感じ体では支障は無い。
青大将をスリム化 ➡ 塗装は施さない
まず一番豊満な青大将のダイエットから始めた。糸のこ盤で両脇を切断、腹部と背部の角に丸みを持たせた。体高も下げるつもりだったが、この状態で装着走行させたら程々の動きを見せてくれたからダイエット終了。考えていたより楽だった。
しかし糸のこ盤で両側を切り取る作業は危険が増す作業で緊張する。両脇を落とした頃は汗が出ていた。とりあえず一体完成。荏胡麻油を塗布して終了である。木肌を残したままにしたのが意外に美しく見える。まあ、怪我の功名くらいはあっても良いのだ。
二体目もダイエットした。一体目アオダイショウは胴幅40mmを25mmまでに落とした。二体目は「軽い方が動くだろう」と胴幅35mmで制作してあったが、これも25mmにする。さすがに糸鋸盤で切り落とす作業は危険で、万力に挟み鉋で削り落とした。試験走行では改善が見られたが両方とも節数を減じて完成としよう。
ダイエット中 ➡ 胴幅25mmで完成
三体目は円柱を入れ子状態でつなぎ胴に似せてある。これも仮組み立ての試験では良好だったが、曳き紐で動かすと関節の重さに負ける。そのうえ、見た目をよくしようと入れ子式にしたから摩擦抵抗も増した。間にワッシャを入れ隙間を作っておいたのだが、車輪カムの動力では非力だった。
改善するには入れ子式を止め、俵形か球形で連結する必要がある。イベントまでに時間がないし、この再生作業は後日にした。まだ仕上げねばならない玩具があるのだ。リアルを求め失敗した例である。