トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**北風こっそり噛んだろう…

2017-11-10 | 感じるままの回り道
プラタナス黄葉転がされ音たてて
           かなしかなしと木枯らしの道

朝見しは黄葉豊満大イチョウ
           午後は裸木絨毯厚し

ガマズミは赤き実残し木枯らしに
           煽られ揺れる群青の空

フウの実の落ちて転がる石畳
           ひとつ拾いて種子フウと吹く

秀でてもハゼの葉紅葉は手に取れぬ
           かぶれて肌の紅葉避けたし