トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オキナワネズミウリ

2017-11-24 | 感じるままの回り道
 拠点のフェンスに絡ませたオキナワネズミウリが色づいていた。自宅にもグリーンカーテンで作付けしたけれど拠点程の色付きはまだない。恐らく日照量の違いからだろう。

 このネズミウリは時折、フイールドにご夫婦で歩きに見える近所のIさんから頂いた種を蒔いたのである。熟していない時は緑地に白縞模様、熟すと赤くなり、どちらも「可愛い、綺麗」と言いたくなる雰囲気がある。フイールドに来るおチビちゃんのままごと用にと育てたのだが、11月の祭りは中止になって瓜の実の出番は無くなった。

 ところでグリーンカーテンとして夏の日差しを遮ってくれた蔓は実を残し無残な姿なのだが、リビングからカーテン越しに見ているとイソヒヨドリやキビタキがアタックする時がままある。果実や種子を食べている風でもないから虫がいるのだろう。そこで気が付いたのは食害した虫の正体である。
 事実かどうかまで断言はできないものの家の外壁あちこちに張り付いて動かぬ三角翼の蛾、これの蛹か幼虫か、はたまた成虫か、アタックを見るたびに妄想するが、外に出て蔓を検分するほどの興味は無い。まあ、年末並の寒さでは出たくもないわい。

 未熟な青い実と熟した赤い実であるが、未熟な青い実は自宅のグリーンカーテンにした蔓からだ。同時期に定植して、熟期も大きさも大きな差が出た。土壌と日照の差は歴然なのでその違いが出たのだろう。
 手に取り眺めていると色合いといえ縞模様といえ、お爺の感覚でも可愛らしい。

             沖縄を売り蹂躙大ネズミ闊歩