トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

日照をお届けします…

2017-11-29 | 今日は真面目に
  ➡   すっきりした 
11月も後半、オオスズメバチの飛翔は無くなった訳でもないけれど、全て落葉する前に片付けたい作業があった。
 今期、梅雨明けに実施したかった日照バランスの調整である。今秋は雨天も多く、秋になると蜂類の強襲が恐ろしいから藪や不整地、足場の悪い部分に立ち入りたくはない。

 今回、スズメバチが飛翔しているとは言え越冬場所を探す女王様らしいから意を決し藪に入った。目的は蔓払い、除伐、刈り出し、間伐、等々、さまざまに言い包められるが、端的には日光と風の通りをよくしたいだけである。
 ひと夏、放置しただけで入り込むのに躊躇する程になるのだが、テレビ的な「潜入」とか「突入」なんて表現はしない。あれはもう「嘘吐き、阿呆の極み、国語の放棄」同然だ。そういう小生も不可解語多用の類だから同類である。

 作業場所は台地の段差部で、この部分には全伐した竹を集積してあった。既に形も崩れ始め様々な草本・木本が育っている。普段は足場も悪くて手入れが行き届かないから立ち木と蔓草で覆われ内部も周囲も日照不足になっていた。油断すると脚が太ももまで落ち込んでしまう様な足場なのだが、鋸や造林鎌、チェーンソーを、とっかえひっかえしつつ作業終了。

 植栽樹でなく自然実生樹ばかりだけれど残したいのも排除したいのもさまざまだ。とりあえず懸念の区域が片付きホッとする。樹木が「もっと光を!」と切望していても小生の光頭では余りにも無力なのだ。
            ついでに一本  ➡  ウワミズザクラが活きる