トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

産卵あり幼虫いた!

2017-11-02 | 小父のお隣さん
 台風22号の被害はどうかと水見回りしてきた。21号より短時間降水量が激しかったようであちこちで越流痕がある。決壊個所は無いけれど、埋め立てるのに苦労してきた分水池の補強部は越流で浸食がある。あちこち土木は冬の間のお楽しみだ。

 この時期、見回りの楽しみは「アサギマダラの産卵」で、今日はようやく卵と幼虫を発見できた。エノキの幼樹にいたはずのアカボシゴマダラは前回に続いて確認できなかった。
 食草のキジョランの生育が良かったせいか、何本かは2mを越えている。食痕は見られるものの高さがあり幼虫の確認は出来ない。おおむね容易に探せる高さだけしか見回らなかったものの、幼虫は複数体を確認できた。

 今のところ、数が多くて葉の量が不足するような事態にはならないと読んでいるものの、これからも産卵の可能性があるから何とも言えない。恙無く越冬出来て成虫になってくれればこの上ない喜び、とは異なる「役に立ったかも…」そんな感じだ。

    卵     食痕     幼虫