トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

プルトイの主力は恐竜 2

2017-11-06 | 今日は真面目に
 恐竜シリーズの二種目、ステゴサウルス四体が完成した。幼児の玩具に「捨子だそうです」なんて聞こえる名前は用いたくないけれど、形態が面白そうかと作ってみた。
 作るまでもないものの、背の出っ張りは少々危惧がある。厚めに丸めにを心がけてみたけれど懸念は晴れない。
 また、この出っ張りが加工仕上げし難い事、甚だしかった。滑らかな曲線面を表現したかったものの研磨し難く、結局は手や腕、肩が痛くなって放り出してしまった。道半ばでステゴサウルスでチャンチャン、なんて訳にはいかない。全種類完成し時間があれば手慰みで磨きを掛けよう。

 動きは偏芯輪で左右に身体を揺する。ありふれた装着法でも、それらしき雰囲気は出たと思っている。当初、塗装は「蜜蝋ワックス」を使用したのだが、塗布効率が悪く発色や表面硬化も思わしくない様に感じて「荏胡麻油」塗装にした。
 やはり液状の塗料は塗りやすいし、何よりも塗装感がある。ホワイト材は写真左の一体だけだが、柔らかいから表面硬貨の作用もある油剤は助かる。残りの三体はヒノキ材を使えた。オイル仕上げすると色の違いが出てくる。ホワイトよりヒノキの発色が好みである。

 ネックは酸化し色焼けを起こす事だけれど、玩具であるから問題なし。何よりも食品である事が、舐められる可能性が高い幼児の玩具に於いては安全面で安心だ。
 プルトイの主力は「恐竜」で数を揃えたものの、多くの時間は「魚」に費やしている。もう「負けられない、止められない」の…、これって「ストーカーまがい」か「執着心」そのものに思えるのだが、ましてや試作に次ぐ試作で使えないストックは増えるばかり、ストイックは遺憾と反省はするストーカーでなく不良品たまる一方のストッカーか…。

我が家にも産卵した…

2017-11-06 | 小父のお隣さん
 仕上げ作業で傷む親指をかばいつつサンドペーパーを掛けていたら雨よけシートに蝶の影が動く。追っていたらベランダの支柱と雨よけシートの隙間から産卵するのが見える。「これは!」と作業は中断しケータイを二階まで取りに行く。電源を入れ立ち上がるまでの長い時間をやきもきしながら窓越しに見ていたけれど飛び去らずに産卵行為中だ。

 窓を大きく開けると逃げそうで邪魔もしたくないからレンズの障害にならない程度に開けて撮影した。飛び去った跡に葉裏を確認したら、この蔓株には一個だけだった。南側のもう一本を確認すると、こちらは二個、育成中のポット苗にも産み付けてあった。

 ポット苗の卵は孵化後すみやかに引っ越しさせねばならないだろう。苗は育たないし幼虫は餓死同然なのだから…。

 隙間から覗く    二個産卵は珍しい   養成中の苗にも産卵

             旅蝶の卵託さる文化の日