トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

試作が済んで手が痛い…

2017-11-07 | 今日は真面目に
 「蛇の道はヘビ」とか言われたって意味が「分かんない」小生だ。玩具の試作も「ギョギョギョーッ」と魚タイプをギョーさん作ってみたけれど、プルトイとは別の操作玩具に移ってしまい、これはこれで「ギョ意」のままだったのだ。

 一方、「蛇の道は蛇道だろう」と思いつつ、細工が細かく数も必要な蛇行プルトイの「ヘビ」も細工の多さで完成体は3体に過ぎないけれど、前部機構部の全長や体高の調節試作で冬眠させたのも倍あるのだ。
 この蛇のプルトイ、完成品は2体で終わるつもりだったものの、各々の節々を軸棒で連結するのではない一本の紐かチューブを芯にしたタイプの動作確認もしておきたくて「ジャーどうする?」と、遂に作ってしまった。上の写真、手前がそうで、もうジャジャジャーンである。

 胴は円柱の中心に穴を通しシリコンチューブを通してある。この一本で全てを連結してある方式だと軸で連結していくタイプより制作も調整も楽なのだが「加工の楽しみ」と言う視点からは芸のない「安易」なやり方に思えてしまう。とは言うもののシリコンチューブの弾性で動きは生き生きしていた。
 何よりも「幼児の玩具」と言う観点からは全方向に動くから関節に無理は生じない。

 ここまで作り続け、ようやく制作意欲が萎えてきた。と言うより、細かい部品を大量に作りだし仕上げるのに左手の親指を保持のために酷使してしまった結果、関節の痛みが酷く安静させねば摘まむ事さえ出来なくなりそうで制作は「完了」。
 ジャ心は無くなったが引き換えに「因果の傷み」を頂いた。何事も「タダジャー」なんて事は無いのが浮き世である。店頭には稀有の、プルトイ試作数種を完成させたことで小生は玩具を熱望する親たちが点頭するヒーロー「イタインジャー」となれたのだ。

 午前にけりがつき、午後には気分転換と酷使した部位の保養も兼ね、近くの日帰り温泉に出かけた。沸かし湯だが単純硫黄泉の香りと湯上り感が好きで時折は入りに行く。独占状態の湯船も30分も利用すれば用もなく帰宅だ。