私はタイのバンコクを訪れると、帰りの前日に市内の市場をまわり乾物を買うことを習慣としている。
主に、スルメや乾燥海老を買い求めるのである。
変なものを買うんだね、と言われるかも知れないが、たとえばタイでスルメを買うと日本の10分の1以下で買い求めることができる。
乾燥ドリアンのお菓子や、妙な置物をお見上げにかってかえるよりも、結構喜ばれるし、スルメは自分の酒の肴にもなる。
ある日、バンコク市内の市場で質の良いスルメを見つけた。
「これ、いくらで売るの」
と拙いタイ語で訊いてみると、キロあたりいくらいくらと言ってきた。それじゃ二キロほど買おうかな、と財布を出すと、突然店の中年女性店主が「それ、0.5キロの値段だよ」と片言の英語で言ってきた。
たった今1キロあたりの価格と言ったじゃないか、と私が応酬すると、「いんや、0.5キロ」と譲らない。
なら要らないということで、強欲ババアの店を蹴って、さらに市場の奥へ入って行くと、もっと品質のいいスルメが売られていた。店先でタイ風丼飯を食っていた中年女性店主に値段を訊いてみると、さっきの店より安いかった。
「ほんとに、キロあたりの値段?」と訊くと、「そうだよ、チャイ・カップ」と言った。
この店でスルメを買い込んで、さっきの強欲ババアの店を横切ると看板に漢字が使われているのが目に留まった。
中国人の店だった。
タイ人は「コンチン」という。
タイで有名な偽物の宝石店や、ソープランドを中心にするフーゾク産業、違法賭博、などはだいたい中国系タイ人が牛耳っている。
だからタイ人は中国系と聞くと毛嫌いする人が多い。
現職のタクシン首相もコンチン。だからいつもタイ人とは違った強引な政策を実施して、しょっちゅう国王陛下に叱られている。
中国人が嫌われているのはなにもタイだけに限ったことではない。
お隣のベトナムやミャンマーも同じだ。
ミャンマーは英国植民地時代、その白人統治者の手足となってビルマ民族を経済政治両面で牛耳ったのが華僑と印僑だった。
昨年ミャンマーを訪問したとき、通訳のガイドさんが「私たちミャンマー人はインド人と中国人はあまり好きではありません。日本は大好きなんですけど」と言っていた。
1980年代、大勢のベトナム難民が発生して、世界的社会問題になっていた。
日本政府は彼らを「経済難民」だとして、一人も受け入れなかった。懸命な措置だった。
なぜなら、ベトナム難民のほとんどが、ベトナム人の着ぐるみを着た中国人だったからだ。
インドから東のアジアで中国と南北朝鮮だけが、ほかの国家とは宗教やアイデンティティーを異にすることはあまり真剣に考えられていない。
日本、ベトナム、タイ、ミャンマー、ラオス、スリランカは仏教国で、マレーシア、インドネシアはイスラム教国、フィリピンが少し難しいがキリスト教か。
中国とそれに阿る南北朝鮮は儒教の国だ。
この儒教というのがくせ者で、倫理があって、なきに等しく、とりわけ金銭感覚に関して独特のものを持っている。
金さえあれば、なんでもよろしい。金を手に入れるのはどんな方法でも結構。
という環境をはぐくむ特性を持っている。
だから気軽に犯罪は犯すし、借金の踏み倒しなどなんとも思わない。
自分さえよければそれでいい。貧富の差もどうでもいい。
だから、慈愛を重視する仏教徒やイスラム教徒などからは忌み嫌われるのだ。
ところが仏教徒であるはずの日本には、この忌み嫌われている儒教国家を愛して止まない人々がいる。
この儒教の宗主国が満足するのであれば、日本なんてどうなってもいいと考えている人たちがいるのだ。
自国民が拉致され何十年も監禁され、人権を蹂躙されても、儒教国家の悲しみにくらべればなんでもない、などという理屈にもならない屁理屈を述べ、核兵器を開発すれば、ブッシュや小泉が圧力をかけるから、かれらも生きるために開発しているのだ、などと叫び、その犯罪国家を糾弾しようとしている政治家や活動家を「はめてやろう」とする、ほとんどオウムのシンパか、なんとか学会の狂信者のような人々が存在する。
そういう問題ある人々の一人が筑紫哲也だ。
2月14日放送のTBS「News23」のゲストは自民党の安倍晋三代議士だった。
特別ゲストとして招かれた安倍晋三は、いまさら言うまでものない朝日新聞vsNHK事件の被害者だ。
氏が番組に招かれたのは司会者である筑紫哲也との対談で、現在の状況と事件の内容についてのコメントを話すものばかりだと視聴者は思っていた。
しかし、対談内容はまったく違った。
「要点は朝日新聞が事実でないことを記事にし報道したことが問題なんです。」
という安倍のコメントに、
「政治家と言論機関の関係はどうあるべきかというの問題にしているんですよ」と筑紫はのっけからテーマをすり替えた。
「朝日に法廷でなく紙面で証明されてはいかがでしょうか、と言っているんです。サンゴの時は36日に目に記事のねつ造を認めた。こんかいも30日が経過しているわけですが」と安倍が述べると、またまた筑紫は。
「あの時は朝日新聞の社長が辞任しました。今回も安倍さんは社長に辞任をしろと圧力をかけるわけですか」と言った。もう、こうなれば、ああ言えば上裕。カルトの首魁と一緒である。
約10分間にわたる対談は安倍晋三の正論と、筑紫哲也の論点すり替えに終始したのだった。
安倍晋三は久々に登場した「ものを言う政治家」だ。
とりたてて私は安倍晋三の支持者ではないけれど、北朝鮮や中国の不法行為にきっちりと意見を述べるところは、ながらく日本が政治の世界で忘れていた正論とその痛快さを国民に甦らせつつくれている希代の政治家と思われてならない。
いわば、中国や北朝鮮といった無法者の儒教国家にとっては好ましからぬ人物。安倍晋三。
その儒教国家公式ファンクラブ「朝日新聞」の社外構成員である筑紫哲也は大切な工作員。
そういえば、筑紫哲也はあることないことでっちあげ記事のオンパレードで有名な「週刊金曜日」の構成員でもある。金曜日の「金」は金正日の金なのか。
外国に媚びて、自国を売ってる筑紫哲也。
いったいあんた、どこの誰?
主に、スルメや乾燥海老を買い求めるのである。
変なものを買うんだね、と言われるかも知れないが、たとえばタイでスルメを買うと日本の10分の1以下で買い求めることができる。
乾燥ドリアンのお菓子や、妙な置物をお見上げにかってかえるよりも、結構喜ばれるし、スルメは自分の酒の肴にもなる。
ある日、バンコク市内の市場で質の良いスルメを見つけた。
「これ、いくらで売るの」
と拙いタイ語で訊いてみると、キロあたりいくらいくらと言ってきた。それじゃ二キロほど買おうかな、と財布を出すと、突然店の中年女性店主が「それ、0.5キロの値段だよ」と片言の英語で言ってきた。
たった今1キロあたりの価格と言ったじゃないか、と私が応酬すると、「いんや、0.5キロ」と譲らない。
なら要らないということで、強欲ババアの店を蹴って、さらに市場の奥へ入って行くと、もっと品質のいいスルメが売られていた。店先でタイ風丼飯を食っていた中年女性店主に値段を訊いてみると、さっきの店より安いかった。
「ほんとに、キロあたりの値段?」と訊くと、「そうだよ、チャイ・カップ」と言った。
この店でスルメを買い込んで、さっきの強欲ババアの店を横切ると看板に漢字が使われているのが目に留まった。
中国人の店だった。
タイ人は「コンチン」という。
タイで有名な偽物の宝石店や、ソープランドを中心にするフーゾク産業、違法賭博、などはだいたい中国系タイ人が牛耳っている。
だからタイ人は中国系と聞くと毛嫌いする人が多い。
現職のタクシン首相もコンチン。だからいつもタイ人とは違った強引な政策を実施して、しょっちゅう国王陛下に叱られている。
中国人が嫌われているのはなにもタイだけに限ったことではない。
お隣のベトナムやミャンマーも同じだ。
ミャンマーは英国植民地時代、その白人統治者の手足となってビルマ民族を経済政治両面で牛耳ったのが華僑と印僑だった。
昨年ミャンマーを訪問したとき、通訳のガイドさんが「私たちミャンマー人はインド人と中国人はあまり好きではありません。日本は大好きなんですけど」と言っていた。
1980年代、大勢のベトナム難民が発生して、世界的社会問題になっていた。
日本政府は彼らを「経済難民」だとして、一人も受け入れなかった。懸命な措置だった。
なぜなら、ベトナム難民のほとんどが、ベトナム人の着ぐるみを着た中国人だったからだ。
インドから東のアジアで中国と南北朝鮮だけが、ほかの国家とは宗教やアイデンティティーを異にすることはあまり真剣に考えられていない。
日本、ベトナム、タイ、ミャンマー、ラオス、スリランカは仏教国で、マレーシア、インドネシアはイスラム教国、フィリピンが少し難しいがキリスト教か。
中国とそれに阿る南北朝鮮は儒教の国だ。
この儒教というのがくせ者で、倫理があって、なきに等しく、とりわけ金銭感覚に関して独特のものを持っている。
金さえあれば、なんでもよろしい。金を手に入れるのはどんな方法でも結構。
という環境をはぐくむ特性を持っている。
だから気軽に犯罪は犯すし、借金の踏み倒しなどなんとも思わない。
自分さえよければそれでいい。貧富の差もどうでもいい。
だから、慈愛を重視する仏教徒やイスラム教徒などからは忌み嫌われるのだ。
ところが仏教徒であるはずの日本には、この忌み嫌われている儒教国家を愛して止まない人々がいる。
この儒教の宗主国が満足するのであれば、日本なんてどうなってもいいと考えている人たちがいるのだ。
自国民が拉致され何十年も監禁され、人権を蹂躙されても、儒教国家の悲しみにくらべればなんでもない、などという理屈にもならない屁理屈を述べ、核兵器を開発すれば、ブッシュや小泉が圧力をかけるから、かれらも生きるために開発しているのだ、などと叫び、その犯罪国家を糾弾しようとしている政治家や活動家を「はめてやろう」とする、ほとんどオウムのシンパか、なんとか学会の狂信者のような人々が存在する。
そういう問題ある人々の一人が筑紫哲也だ。
2月14日放送のTBS「News23」のゲストは自民党の安倍晋三代議士だった。
特別ゲストとして招かれた安倍晋三は、いまさら言うまでものない朝日新聞vsNHK事件の被害者だ。
氏が番組に招かれたのは司会者である筑紫哲也との対談で、現在の状況と事件の内容についてのコメントを話すものばかりだと視聴者は思っていた。
しかし、対談内容はまったく違った。
「要点は朝日新聞が事実でないことを記事にし報道したことが問題なんです。」
という安倍のコメントに、
「政治家と言論機関の関係はどうあるべきかというの問題にしているんですよ」と筑紫はのっけからテーマをすり替えた。
「朝日に法廷でなく紙面で証明されてはいかがでしょうか、と言っているんです。サンゴの時は36日に目に記事のねつ造を認めた。こんかいも30日が経過しているわけですが」と安倍が述べると、またまた筑紫は。
「あの時は朝日新聞の社長が辞任しました。今回も安倍さんは社長に辞任をしろと圧力をかけるわけですか」と言った。もう、こうなれば、ああ言えば上裕。カルトの首魁と一緒である。
約10分間にわたる対談は安倍晋三の正論と、筑紫哲也の論点すり替えに終始したのだった。
安倍晋三は久々に登場した「ものを言う政治家」だ。
とりたてて私は安倍晋三の支持者ではないけれど、北朝鮮や中国の不法行為にきっちりと意見を述べるところは、ながらく日本が政治の世界で忘れていた正論とその痛快さを国民に甦らせつつくれている希代の政治家と思われてならない。
いわば、中国や北朝鮮といった無法者の儒教国家にとっては好ましからぬ人物。安倍晋三。
その儒教国家公式ファンクラブ「朝日新聞」の社外構成員である筑紫哲也は大切な工作員。
そういえば、筑紫哲也はあることないことでっちあげ記事のオンパレードで有名な「週刊金曜日」の構成員でもある。金曜日の「金」は金正日の金なのか。
外国に媚びて、自国を売ってる筑紫哲也。
いったいあんた、どこの誰?