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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



アップル社のMacOS最新版がリリースされて2週間。

産経新聞の朝刊によるとそのOS、チベット語に対応したそうで、その言語部分を製作したのが大谷大学というのだからびっくりした。

大谷大学はお坊さん大学(もちろん生徒がお坊さんというわけではない)で、先生方には僧侶の方や、海外の仏教関係に精通されている方が多いと聞く。
したがって仏教で日本とのつながりも深いチベット語を専門にされる先生がいても不思議はないわけだが、それがMacOSの標準の言語環境に採用されるとは思わなかった。

尤も、どれだけの人がチベット語のMacOSを利用するのかは疑問だが、付け焼き刃的なバッタものではなくアップル社の正式商品なので、もしかしたらアップル流の中国帝国主義に対するメッセージなのかも分からない。

ちなみにMac使いの私としてはアプリケーション類で未だ対応していないものがあるので新OSのleopardはすぐには購入しないが、説明ビデオを見るとホント凄い。
これを見る限りコンシューマー商品としてMacOSは最も使い物になるコンピュータOSだと確信できる。
ま、あくまでもマイナーな存在ではあるけれども.........。

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英会話のECCさんが俄に忙しくなっているという噂を聞いた。
「教室拡張」
「スクール造設」
景気の良い話はまったくもって結構だが、その原因は誰でもわかるNOVAの倒産。

人の不幸がチャンスになるのはビジネス世界ではよくある話。

NOVAはECCやベルリッツなどに比べる「安価」に見え、授業を「いつでも予約」できるものだと思っていたので生徒数ナンバーワンに輝いていたに違いない。
しかし、NOVAの復活が時間の経過とともに怪しくなってくると、どうしても英会話を習いたい人は「信用のある」スクールか「スクールに代わるもの」を探すことになるもの、これ当然。

ECCは選択肢としては悪くないと思う。
というのも大学生の時に夏休み集中講座を受けようとした私は「入学試験」みたいなものがあることに恐れをなして後ずさりしてしまったのだが、今思えばレベルチェックをきっちりとして、ちゃんとしたカリキュラムを提供するECCのやりかたは悪くなかった(今はどうか知りませんが)、とも思えるのだ。
あまり安くなかったけど。

一方私はNOVA生徒ではない(梅田にある月謝制スクールに通ってます)が、ここのところ英会話スクールをご無沙汰してしまっている。
仕事がメチャ忙しいのだ。
一ヶ月近くもスクールに行かないと英語を忘れてしまう恐れがあるので、なんとかしなければと考えた結果がパソコン用英会話ソフト。
当ブログの読者にはご存知の方もいらっしゃると思うのだが、私はMac使い。
Macで使える英会話のソフトは限定され、どれを買うのかそんなに悩むことはないのだ、やはり財布と相談せねばならない部分もあり、ゆっくりじっくり検討した結果が「ソースネクスト社のいきなりハイスコアTOEIC TEST」。(1980円)

三年ほどまえに受けたTOEICテストで750点だった私は3種類あるグレードのうち「860点突破」と書かれたグレードを選び購入。
さっそくトライしてみることにした。

で、インストールして使い始めて一発目が「0点」だったのだ。

「いきなり0点、TOEICテスト」

強いショックを受けたのは言うまでもないが、原因は私の英語力にあったのではなく、ソフトの操作にあったのが救いだった。
というのも、私はパソコンソフトを購入しても説明書を読むことはほとんどなく、
「こんなもん使えるやろ」
と高を括ってスタートすることが多い。
今回もそういうことで、インストール終了後、
「トライテスト」
などというものにトライしたのだが、操作をあやまってしまった。

1問目の問題で解答欄のチェックボックスを間違えてチェック。
「次へ」
を押さなければならないのに、
「完了」
を押してしまったのだった。

その結果、「0点」と表示されショックを受けたというわけだ。(これ、Macの中に記録されるんですよね)

ま、ゲーム感覚で遊べる英会話。
悪くはない。
悪くはないし、倒産の心配はないけれど、話す相手がいないのが致命傷ではある。

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Macに繋いでいた外付けハードディスクが突然故障をした。
データが読めなくなったのだ。
いやいや、データどころか、Macが認識すらしなくなってしまったのだ。

困った。

何が困ったかというと、このハードディスクには「iTunesの音楽一式」「iPhotoのデジカメ写真一式」「このブログの原稿一式」などが詰め込まれていたのだ。
その他、記憶にないデータがわんさか入っていたので、それらを救う術はもはや存在しない。

一番困ったのは「iTunes」のデータで、「iTunesからiPod へデータは転送できる」が、「iPodからiTunesへは転送できない」ことが今回はじめてわかった。
つまり音楽のデータはiPod には残っているものの、iTunesには残っていないため、たとえばiTunes Music Storeで購入した楽曲のうちCD-Rにバックアップを取っていなかったものは全てお釈迦(不謹慎な表現で恐れ入ります)になってしまったのだ。

これは大事である。
実はiTunesは最近の私にとってはラジカセと同じような存在になっており、Macのすぐ横には大枚十数万円を出して8年ほど前に購入した立派な7.1チャンネルアンプを装備したステレオセットがあるにも関わらず、音楽の95%はMacのスピーカーでiTunesで聞いていたのだ。

これは音質よりも便利さを求めた結果なのであったが、今後音楽を聴くにはiTunesに音楽CDをインストールし直すか、iPod用のスピーカーセットを買い求めるか、面倒くさいが(ちと古い)高級オーディオセットを利用しなければならない。

こう考えてみると、私の生活にMac(=パソコン)は欠かせない存在になっていたようで、これはこれで恐ろしいものを感じてしまうのである。

iPhotoの写真データは先々週Macを買い替えたときに別のHDにコピーしていたので大事には至らなかった。

ということで、ハードディスクの寿命は突然予告もなくやって来るとこが判明し、HDを信用してそこに何もかも詰め込むと、「社会保険庁状態」になってしまうので注意が必要だ。

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ついに買い替えてしまいました。
iMac。

4年間とちょっと使い続けてきたiMac。
内蔵ハードディスクの残りメモリが4Gを切ってしまったので「そろそろ買わねばならないか」と思っていたところに二月ほど前に新型のiMacが発売された。

新型のiMacはともかくとして、同時発売のiLife08が私の使っているiMacG4では動かないことが判明し、どうしようかと悩んでいたところに、仕事でも使っている3DCGソフトのバージョンアップ版をインストールしたところ目茶苦茶重い。

ということで、思い切って買ってしまいました「iMac Intel Core 2 Duo 24インチ」もモデル。

アップルストアで購入するとすぐに手に入るとわかっていたけど、そこは少しでも安く買いたい関西人。
ヤマダ電機で買いました。
定価はそのままだけど、10%のポイントが付き、それで増設メモリを購入し、待つこと2週間。

これまでG4も早いと思っていたけど、Core 2 duoの早いこと。
レンダリングに5分ほどかかっていたCG画像をなんと30秒ほどで描き上げてしまうのでびっくり。

画面もでかいので動画編集がやりやすいばかりかDVDで映画を見ると迫力満点。
急いでフラットテレビを買わなくて良かった。

で、一番驚いたのは内蔵スピーカー。
「絶対、良くないやろ」
と踏んでいたのが、聞いてみるとなかなかいい。
ラジカセレベルでは十分合格というところか。

それにしても仕事とこのブログのために、なんで自腹で大枚払ったのか。
深く考えるとイヤになってしまうので、今は考えないことにしている。

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フラットテレビが欲しくなって大阪駅前のヨドバシカメラを訪れた。
ちなみに私はヨドバシカメラで電気製品やカメラを購入することはほとんどなく「ここは巨大なショールーム」ということにして他の店で買うことにしている。
で、他の店に行って買うときのセリフは、
「ヨドバシカメラでは○○円だったけど、オタクで買うから安くして」

あまり歓迎される客ではないかも知れない。

フラットテレビといえば世間は「シャープ」か「パナソニック」。

まずは液晶テレビのシャープのブースに立ち寄った。
「亀山モデル」と称される最高級テレビが並んでいる。
色の再現が自然で豊か。
落ち着いて見ることのできる映像だ。

つづいてシャープのライバル「パナソニック」。
こちらはプラズマ方式の最高級テレビが並んでいる。
確かに、40インチ以上のプラズマモデルは液晶製品と比較すると輝き方も一味違う。
残像も気にならず「なかなか綺麗」と軍配を上げたくなる。

3番手はソニーだが、ここの液晶パネルは韓国サムソンからのOEM品なので買いたくない。
実際サムソンは液晶テレビを「組み立てて」いるだけなので、ホントの品質は?なのだ。
液晶パネルの材料は日本でしか作れないのにサムソンが「液晶ナンバーワン」なんていうので大嫌い。
だからソニーを買うことは絶対ない。

4番手は日立か東芝。
どちらも前3者と比較するとフラットテレビではマイナーながら、なかなか美しい色を出している。
強いて言えばシャープやパナソニックより「ちとケバイ」。

ブラブラしていて、どれもこれもブラウン管テレビと比較すると驚くものがなかった。
「あ~あ、つまらん。やっぱし高いし」
と帰りかけたとき、ひときはクッキリとした液晶テレビを発見した。
120コマ毎秒の表現力。
チラつきが少ない。
などとのポップが立っていて、実際見ていると小さな文字もカメラをパンしているときでもクッキリ見える。
色も自然で美しい。
こんな液晶テレビ見たことないぞと、メーカー名を確認したら「JVC」。
なんとパナソニックからケンウッドに身売りされた日本ビクターの液晶テレビが一番美しかったのだ。
さすがVHS方式の生みの親。
液晶パネルは「亀山モデル」のOEMで、それに独自の画像処理回路を内蔵しているということだ。
「ほら、パナより綺麗なんです。ホントはネ」
と店員さんはささやいた。

話題のフラットテレビの選び方。
ホントに美しい画像のテレビは雑誌評や噂だけでは判断できない。

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初めて買った携帯電話は関西デジタルフォン。
近所のダイエーの電気製品売り場で10000円で売っていたのを購入契約した。
通話エリアがDoCoMoやセルラーより少なかったが、それでも携帯電話の電話機が小型で持ちやすそうだったから、関西デジタルフォンに決めたのだ。

それから歳月は流れ、私は一度も携帯電話の会社を変えなかった。
変ったのはむしろ先方のほうで、関西デジタルフォンはJフォンになり、やがて英国資本のボーダフォンとなった。
そして昨年、カリスマ経営者孫正義率いるソフトバンクに買い取られソフトバンクモバイルにまたまた変った。
携帯電話の機種交換ごとに会社名が変わった電話もめずらしい。
まさに、バブル崩壊後の会社身売りの象徴のような存在だ。

先週末、そのソフトバンクモバイルを解約してauへ契約を変えた。

正直、ソフトバンクモバイルの携帯電話は私には便利なものだった。
2年前に交換した3G携帯電話は、ちょくちょく国外逃亡を企てる私には、ミャンマー以外はどこへ行っても通話のできるオールマイティーな携帯電話だった。

最近、この携帯電話の電池が寿命を迎えはじめた。また昨年秋に転勤した先がソフトバンクの電波の届きにくいところだった。
で、機種変更をして通話環境を変えるか、それとも電池の交換で今の電話機を使い続けるか、ソフトバンクのショップへ出かけて相談してみることにしたのだった。

訪問したのは大阪府下堺市内の地下鉄と私鉄が乗り入れている駅近くのソフトバンクショップ。
土曜の昼前なのに店の中は随分と混雑していた。
入り口にある順番ボードに名前を書き込んで待つこと15分。
私に順番が廻ってきた。
対応したのは30代半ばの男の店員。

「どうしましたか?」
「機種交換したらいくらかかるか訊きたくて」
「どの機種をお望みで」
「それを訊きに来たんですよ。私の場合、いくらかかるかも知りたいんで」
「.......うちでは、この機種なら7万いくら。これを分割で買ってもらうことになります」
「分割?分割ってローンのこと?」
「そうです」
「普通のないの?」
「うちではローンを組んでもらってこの金額を毎月お払いいただくことになるんですけど」

なんだこのシステムは、と思った。
私は機種交換の相談をしているんであって、購入の相談をしているのではない。
だいたいローンなんて住宅ローン以外、絶対しない主義だ。
金利を払うことほど、世の中馬鹿馬鹿しいことはない。

「ローンしかないんですか?」
「ないです。うちの店はこの値段なんですよ」

うちの店はこの値段なら、よそでは違うのか。
大きな疑問だった。

「どのくらいの期間、払うんですか」
「最低二年はご使用頂きます。プランも変ります。途中解約は5万円ほど負担していただくことになりますけど」
「今のままで使えないんですか。」
「そうなります」

なんだかタチの悪い借金取りみたいな雰囲気の店員だ。

「じゃ、電池はいくらですか?この機種なんですけど。ローン組みたくないし」
「うちはバッテリーだけは置いてません(キッパリ)」
「置いてない?」
「はい。ネットでご自身で勝手に買って下さい」

勝手に買って下さいとはなんかの駄洒落なのか。
私は店員のつっけんどんな物言いと、サービス体勢の激変に怒り心頭。
結局、毎月いくらかかるのかのちゃんとした説明もなかった。
もう結構ですとばかりに店を出た。

自宅へ戻り、ネットで調べてみたが、ソフトバンクの価格設定がよくわからない。
使わなくても充電後二三日で電気の無くなる電池は困ったもんだ。
何とかしなくてはと思っているところに、数日後、ソフトバンクからのDMが届いた。

「シャープの携帯をお求めいただいたら、今なら5000円キャッシュバック」

というキャンペーン案内のDMだ。

読んでもよく分らないので、「詳しくはこちらへ」と示されていたインターネットのアドレスを開いてみると、ただのソフトバンクモバイルのトップページ。
あれこれ開いてみたがキャンペーン絡みのページはない。

「なんじゃ、これ?」

ソフトバンクになってから、あれやこれやトラブルの話を新聞やテレビで聞いていたが、会社が変っただけでこんなに酷いとは思わなかった。

結局ソフトバンクを続ける気持ちはすっかり失せて、10年以上使い続けた系譜の電話会社からおさらばし、私の使い方では一番安くつくauにくら替えした。

残念なのは番号ポータビリティーを申し込む時に対応してくれたソフトバンクモバイルの担当女性。
こちらが恐縮するぐらい丁寧な応対で、auに乗り換えるのを辞めようかと一瞬考えたぐらい親身な対応をしてくれた。
こういう人を、責任者にしてはどうかと思うくらい今どき珍しいちゃんとした人だった。

「長年、当社をご利用頂きましてありがとうございました」

最後の言葉が、ちょっと忘れられない。


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テレビやビデオを買い増しすると、増えてくるのがリモコンだ。

ホームセンターや電気量販店へ行くとビデオもテレビも操作できる統合型リモコンが販売されている。
しかし、この手の商品は制御できる機器に限りがあり、例えば、AVデッキ、プラズマテレビ、ビデオ、HDレコーダー、LDプレーヤー、CDプレーヤー、カセットデッキ、FMチューナーなどが一緒にあると、もう使えない。
ユーザーは少なくとも4種類ぐらいのリモコンを使わなければならないのだ。

で、昨日部屋の掃除をしていて気がついたのだが、バッテリーの充電器もテレビのリモコンと同じような「知らないうちに増殖する」トンデモ機器であることを発見した。

というのも、先日の旅行で使用したカメラを手入れしてバックにしまっていると、いくつもの充電器があることに気がついたのだ。
デジタルカメラは機種ごとに専用の充電器がある。
携帯電話も専用の充電器がある。
電動歯ブラシも専用の充電器がある。
ビデオカメラも専用の充電器がある。
iPodはMacからのUSBケーブルが充電器を兼用しているが、強いて言えばこれも専用の充電器がいる。
ヤマハのミニキーボードは充電器は必要ないが充電器によく似たACアダプターが必要だ。

ちゃんと整理したければ充電器だけで専用のケースが要りそうな案配だ。

ということで、ブルーレイディスクだの、HD-DVDだの、二層式だの、一層式だのというのはどうでもいいので、電機メーカーにはテレビのリモコンと、小型電気製品の充電器の統一をしてもらいたいと思うのは私だけだろうか?。


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作家の曾野綾子さんが著書の中で、
「人はいくら偉くなっても50代まではエコノミークラスで我慢すべきです」
というようなことをおっしゃっていることを目にしたことがあり、
「なるほど、なるほど」
と納得した。

というのも、その著書を目にした少し前、「国境を越えた医師団」という海外ノンフィクションを読んでいて、その組織で活躍する医師たちが「移動の長い飛行機もエコノミークラスということを耳にしていたからだ。
マイレージも貯まれば自分のために使わずに、
「途上国から米国や西欧に患者を運ぶための費用に充てる」
などということが書かれていたので、さらに「なるほど」と感心した。

以上のように社会的に信頼されている人々のホントの意味でのお金の使い方に対するシビアさには、時に素晴らしいものがある。
尤も、こういう立派な意見を私はビジネスクラスを利用できない私自身の「いいわけ」に利用しているわけで、情けないと言われればそれはそれで仕方がない。
でも、情けない。

ということで、ビジネスクラスの客を見ていていつも羨ましく感じるのはノイズキャンセルヘッドフォンの貸し出しだ。
ノイズキャンセルヘッドフォンとは周囲のノイズを打ち消す音波を発生させ、静かな環境を提供するというハイテク製品。
もともとはパイロットのインカム用に開発された技術らしいが、ここ数年、民生用に転用された商品が続々と登場。
ヒコーキのビジネスクラスではボーズ社のコンフォートなる1台3万円以上もするヘッドフォンが供されていることが多いらしい。

ホントは喧しい飛行機の機内で映画や音楽を「静寂」と共に楽しむ。
なんて贅沢な体験なんだ!

ということで、広い座席やチョットはマシな料理よりも、このハイテクヘッドフォンを是非ともエコノミークラスでも、と私は考えていたのだ。

で、よくよく考えてみればヘッドフォンぐらい自分で買えば良いわけで、買いました。
ノイズキャンセルヘッドフォン。
買ったのは日立マクセル社製「HP-NC18」。
密閉式インナーヘッドフォン。
つまりイヤホン型のノイズキャンセルヘッドフォンだ。
1台3万円以上もするボースなんて買えないのでヤマダ電機のポイント使って7000円(それでも私には、出費が痛い)のマクセルを買ったのだ。

早速、昨日一昨日の東京出張で使ってみると、
「ノイズキャンセルって大丈夫?」
という、少しだけ持っていた技術に対する疑いが、あっというまに晴れてしまったのだ。

まず、新幹線車内。
乗車したのは700系のぞみ。
加速時、減速時に作動するインバータの高い音いは残念ながら大きな変化はなかったが、「ゴー」という走行音は打ち消されてこれまで聞きにくかった小さな声もクッキリと聞き取ることができた。
でも新幹線といえど鉄道が独特の「ガタンゴトン」というリズムあるノイズもあまり小さくならず、もうちょっと努力が必要か、という内容だった。

で、次が航空機。
搭乗したのは全日空B777-300。
ノイズキャンセリングヘッドフォンは電源内蔵の電子機器なので離陸してシートベルト着用サインが消えるまで装着を待たなければならなかった。
やがてランプが消えてヘッドフォンを装着しスイッチを入れてみた。
周りの音が「す~」と小さくなり、あっという間に静寂空間が広がった。

微かな音は残るもののジェットエンジンの「ゴー」という音は打ち消されて飛行機なのにメチャ静か。
床から伝わる足元の振動に生まれて初めて気がついた。

iPodのプレイボタンを押してBen Wilmotのピアノソロを再生すると、ピアノが奏でる微妙な音までクッキリ聞える。
まるでコンサートホールにいるようだ、といえば大げさか。
耳栓のような装着感だけいただけないが、それにさえ慣れてしまえば、なかなかな優れものだ。

ということで、ノイズキャンセルヘッドフォンは廉価な商品でも耳元だけはビジネスクラスに変える威力のあることを確認した。
これは移動の時の必需品になること間違いなし。

次はバスで試してみよう、と思うのであった。

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KDDIだったかドコモだったか、富士通だったかNECだったかは忘れたが、携帯電話での翻訳サービスというのをやっている会社があるそうで、ついに自動翻訳時代がすぐそこまでやってきた、という感を持ったというのは、昨年の話。
仕事や旅行で海外を訪問している間に、言葉の通じない相手と話したい内容をその番号に繋いで話をすると、電話の向こう側にいる通訳かコンピュータかは分らないが、それが相手の国の言葉に訳してくれるということだ。

で、こんなハイテク翻訳はともかくとして、タイのネットカフェで一風変わった翻訳サービスが人気を呼んでいるという。

私もタイに滞在中はホテル備え付けのPCかネットカフェからメールチェックやWEB閲覧をやっている。
以前定宿にしていたサービスアパートにはインターネットサービスがなく、いつもシーロムにあったネットカフェやキンコーズを使ってメールをしていたのだが、今定宿にしているホテルは無線LANやビジネスセンターが完備されているので、自分のiBookを使ってインターネットをしていることが多い。

私のメールの相手はほとんどが日本にいる友人や会社、得意先の人たちなので日本語だけで大丈夫。
たまにカナダにメールを送るが、これも相手は日本人の親友なので問題はない。
外国人の友人に送ることもあるが、これもミャンマーのTさんであったり、日本語の読める連中ばかりなので、いつも日本語しか使用しない。

タイのネットカフェに現れた新しいサービスは、メールを送る時にタイ語に翻訳してくれるサービスだそうで、利用するのは外国人。
タイ語を書くことが出来ないので、ネットカフェのスタッフが有料でタイ語に翻訳し、相手のタイ人に送ってくれるのだということだ。
で、送り手は主に欧米人(きっと日本人も混ざっているに違いないが)の男連中で相手は若きタイ人女性。
つまり、新手の恋の仲立ちらしいが、タイのことだからきっと「あっち」のほうの援護サービスではないかと私は疑っている。

「ポン・ラック・クン・カップ(I love you)」
とか、
「クン・ペン・フェーン・ポン、クン・スワーイ・マーク・カップ(You are my girl friend. You are so beatiful.)」
なんて他愛もないことを訳しているのかもわからない。

十年ほど前になるが、私もオーストラリア人の悪友からパブで一杯やっている最中「あの子に『可愛いね』と言ってくれ」と頼まれたことがあり、日本でもこの手のサービスを始めたらウケるかもと思った。

ともかく、色々なサービスを考え出すタイ人のビジネス感覚はユニークで笑わせてくれる。

※なお、上に記した私のタイ語は怪しいので信用しないようにお願いします。加えて、私が現地でこれらの言葉を使っているとも思わんように。

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中国の独自DVD規格「EDV」が中国企業18社で販売が開始され、2008年には既存の総てのDVD規格のプレーヤーの生産を止めるという。
サンケイビジネスiより

中国の規格を世界標準にする企みのようだが、ソフトはどうするのだろうか。

「海賊版をバンバン作って、一枚10円で販売するから大丈夫」

というのが本音かな?

映像コンテンツのほとんどは欧米と日本が握っている。
映像コンテンツの確保できないDVD規格は、中身空っぽ、なんの訳にも立たないと言えるだろう。

海賊版計画をあながち無視できないのが中国の恐ろしいところだ。

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