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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



KDDIだったかドコモだったか、富士通だったかNECだったかは忘れたが、携帯電話での翻訳サービスというのをやっている会社があるそうで、ついに自動翻訳時代がすぐそこまでやってきた、という感を持ったというのは、昨年の話。
仕事や旅行で海外を訪問している間に、言葉の通じない相手と話したい内容をその番号に繋いで話をすると、電話の向こう側にいる通訳かコンピュータかは分らないが、それが相手の国の言葉に訳してくれるということだ。

で、こんなハイテク翻訳はともかくとして、タイのネットカフェで一風変わった翻訳サービスが人気を呼んでいるという。

私もタイに滞在中はホテル備え付けのPCかネットカフェからメールチェックやWEB閲覧をやっている。
以前定宿にしていたサービスアパートにはインターネットサービスがなく、いつもシーロムにあったネットカフェやキンコーズを使ってメールをしていたのだが、今定宿にしているホテルは無線LANやビジネスセンターが完備されているので、自分のiBookを使ってインターネットをしていることが多い。

私のメールの相手はほとんどが日本にいる友人や会社、得意先の人たちなので日本語だけで大丈夫。
たまにカナダにメールを送るが、これも相手は日本人の親友なので問題はない。
外国人の友人に送ることもあるが、これもミャンマーのTさんであったり、日本語の読める連中ばかりなので、いつも日本語しか使用しない。

タイのネットカフェに現れた新しいサービスは、メールを送る時にタイ語に翻訳してくれるサービスだそうで、利用するのは外国人。
タイ語を書くことが出来ないので、ネットカフェのスタッフが有料でタイ語に翻訳し、相手のタイ人に送ってくれるのだということだ。
で、送り手は主に欧米人(きっと日本人も混ざっているに違いないが)の男連中で相手は若きタイ人女性。
つまり、新手の恋の仲立ちらしいが、タイのことだからきっと「あっち」のほうの援護サービスではないかと私は疑っている。

「ポン・ラック・クン・カップ(I love you)」
とか、
「クン・ペン・フェーン・ポン、クン・スワーイ・マーク・カップ(You are my girl friend. You are so beatiful.)」
なんて他愛もないことを訳しているのかもわからない。

十年ほど前になるが、私もオーストラリア人の悪友からパブで一杯やっている最中「あの子に『可愛いね』と言ってくれ」と頼まれたことがあり、日本でもこの手のサービスを始めたらウケるかもと思った。

ともかく、色々なサービスを考え出すタイ人のビジネス感覚はユニークで笑わせてくれる。

※なお、上に記した私のタイ語は怪しいので信用しないようにお願いします。加えて、私が現地でこれらの言葉を使っているとも思わんように。

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