9日(火)。わが家に来てから今日で2495日目を迎え、1月に起きた米連邦議会議事堂の占拠事件を調査する米下院特別委員会は8日、トランプ前大統領の側近ら6人に召喚状を出したとワシントン・ポスト紙などが報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
本当の黒幕トランプが外堀を埋められていく 共和党議員は早く目を覚ますべきだ
夕食に「もやし巻き豚肉生姜焼き」「生野菜サラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました 「もやし巻き~」はコスパ抜群で美味しいです
Netfrixでロブ・ライナー監督による2007年製作アメリカ映画「最高の人生の見つけ方」(97分)を観ました
実直な自動車整備工のカーター(モーガン・フリーマン)と豪放な実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)はガンで入院した病室で出会い、ともに余命半年を宣告される 「棺桶に入るまでにやっておきたいこと」を書き出した『バケット(棺桶)リスト』を作った2人は、リストを実現させるため、エドワードの資金をもとに秘書を伴って人生最後の旅に出る スカイダイビングに挑戦する、マスタングに乗ってカー・レースをする、アフリカに行って間近で動物を観る、エジプトのピラミッドに登る・・・と、2人で次々と挑戦する しかし旅の途中で、家族のそばにいることが一番大切だと気付いたカーターは妻や家族の元に帰る 幸福感に包まれたカーターだったが、ガンが脳に転移し帰らぬ人となる カーターは死ぬ間際にエドワードに宛てて「過去に別れた娘に会う」というリストの1項目を果たすよう手紙に残していた エドワードは約束を果たし娘と会い和解する。やがてエドワードも亡くなる。彼の秘書は2人が生前実現できなかった「エベレストに登る」という1項目を実現するため、コーヒー缶に入れた2人の遺灰をエベレスト山に運び 埋めるのだった
この映画は、「もし自分が余命6か月と宣告されたら何をするだろうか」ということを考えさせられます 本作の場合は、エドワードが裕福な実業家で、有り余るお金があったからこそ、世界中を飛び回って普通の人々が簡単には出来ないことが実現できたと言えます 「生きているうちが花」とはよく言われますが、私は「自分の足で歩いてどこにでも行けるうちが花」だと思います 「残された人生が6か月だと仮定して、何をやり残したか、何をやりたいのか」をリストアップするのもよいかもしれません ただし、「そのために必要な資金はいくらか、その資金はあるのか」を考慮しなければ実現できません
ところで、映画を観ていて疑問に思うシーンがいくつかありました 一つ目は冒頭、自動車整備工場でカーターがタバコを吸いながら車を整備するシーンがありますが、ガソリンで動く自動車の整備工場でタバコを吸うのは許されるのか、という疑問です 二つ目はエドワードほどの裕福な実業家で、しかも入院している病院の経営者でもある人物が個室でなく2人部屋に入院しているのはあり得ないだろうということです さらに、主治医が病室に来て、エドワードに「検査の結果、余命半年です」と話しますが、隣のベッドに別の患者がいるのに告知するのは非常識ではないか、ということです そういった細かいことを抜きにすれば、楽しくもあり感動的でもあるドラマです
この映画は、犬童一心監督、吉永小百合と天海祐希の共演により、2019年に同じタイトルでリメイクされて上映されました 映画の詳細と感想は2019年10月30日付のtoraブログに書きましたので、興味のある方はご覧ください
Netfrixの映像を観終わって、郵便を取りに1階のメールボックスに行くと、1通の喪中はがきが届いていました 新聞関係団体で現役時代にお世話になったMさんの奥様と息子さんの連名により、Mさんが6月7日に亡くなったという知らせでした Mさんは好奇心が旺盛な人で、独身時代には一緒にテニス・スクールに通ったり、落語を聞きに行ったりして楽しく過ごしました Mさんのバケット・リストには何が入っていたのだろうか、それは実現したのだろうか、と しばし思案しました あらためてMさんのご冥福をお祈りします
「最高の人生~」は3部作になっていたのですね。初めて知りました。機会があればぜひ観たいと思います。これからもいろいろと教えてください。よろしくお願いいたします
昔アマデウスという映画を初日に観て以来映画館には遠のいていました。
有楽町マリオンは評判のいい映画館とのことでしたが、音が汚くて聞くのがつらかったからです。
アカデミー室内管弦楽団の音はこんな酷い音じゃないと一人苛立っていました。
妻に誘われて36年ぶりに映画館なるものに行きました。お題は「老後の資金がありません」
10分前に入場したところ映画の予告などが流れていて、聞きずらい音量・音質ではありません。
しかし、定刻になったとたんに音量3割アップ。
近所の中古車販売店のコマーシャルなどが全て喧しく響いてきました。
5分経過しても状況は変わらず、耐えられるレベルではありません。私を含めて周りは年寄りばかり。でもこの音量は酷すぎる。「もう帰ろうか。」と何度も思いましたが、10分までは我慢しようと忍耐の時間。
ちょうど10分経ったところでいよいよ始まり、始まり。
いざ始まると、音量は我慢できるレベルでした。
あらすじはとても面白かった。
主演の天海祐希さんは元宝塚のトップスターだそうですが、コメディーチックな役を上手に演じていました。
端役の方々もそれぞれ素晴らしいの一言。
よくもまあ、これだけの役者を揃えたものだと感心します。皆さん演技はとても上手。
極めつけは草笛光子さん。
体は柔らかいし歌はべらぼうに上手いしで文句のつけようがありません。
お爺さんに変身した顔は「志村けん?」と思うくらいの眉の作り方。
天海さんに向かって「あなたは宝塚に入るのは無理ねえ。」などと言うセリフは笑ってしまいます。
何となく勇気をいただいたような気分で満足して帰路に着きました。
今後も映画館に行く機会は少ないと思いますが、楽しそうならまた挑戦してみっか!
やっぱりそうですか!とくにTOHO系や松竹系の大手チェーン映画館はうるさいことこの上なしです。開演時間が過ぎているのに、10分間は地元の結婚式場やレストランのPR映像やら、いつ終わるか分からない予告編やらを垂れ流しています。さあ、いよいよ本番か、と思うと「映画泥棒」が、そして「マナーを守りましょう」が・・・それだけで疲れ果ててしまいます。いつも「早く始めんかい!」と怒鳴りたくなります。
これが私がいつも通っている新文芸坐、ギンレイホール、早稲田松竹、ユーロスペースといったミニシアターだと、そんなしつこい映像は流れません。もちろん音も常識的な範囲内です。長くて5分です。
「老後の資金がありません」面白そうですね。ぜひ観たいと思います。天海祐希さんは男っぽいところが好きです