24日(土)。新交響楽団から7月17日(月・祝)午後2時から東京芸術劇場コンサートホールで開かれる「第262回演奏会」の案内が届いたので、予約を入れました プログラムは①トゥリーナ「幻想的舞曲集」、②伊福部昭「シンフォニア・タプカーラ」、③ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」全曲です
指揮は中田延亮です。この公演は新響とも関係の深い伊福部昭「シンフォニア・タプカーラ」狙いです
ということで、わが家に来てから今日で3084日目を迎え、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、東京都多摩市内で取得した約6300平方メートルの土地に研修施設の建築を計画していることがわかり、阿部裕行市長は21日、同連合に対し 解体や造成を含めた一切の建築行為をしないように求める申し入れを行った というニュースを見て感想を述べるモコタロです
信者から金を巻き上げる方法や 団体名を隠して信者を獲得するノウハウの研修か?
昨日の夕食はお中元で届いた「押し寿司」にしました 冷凍の寿司をレンジで2分チンするだけです。とても美味しかったです
早稲田松竹でフラン・クランツ監督による2021年製作アメリカ映画「対峙」(111分)を観ました
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が勃発した 多くの同級生が殺され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った
それから6年、いまだ息子の死を受け入れられないペリー夫妻(ジェイとゲイル)は、セラピストの勧めで加害者の両親(リチャードとリンダ)と会って話をすることを決意する
場所は教会の奥の小さな個室で立会人もなく4人は顔を合わせる。「お元気でしたか?」と、古い知り合い同士のような挨拶をぎこちなく交す4人だったが、遂にペリー夫人・ゲイルの「息子さんについて何もかも話してください」という言葉をきっかけに、お互いの本音が飛び交い、感情的になっていく
果たして両家は理解し合えるのか
【以下、ネタバレ注意】
この映画は、ほぼ全編が密室における4人の会話だけで進行しますが、まるで事件の当事者である家族同士が本音をぶつけ合っているようなリアリティに満ちています 最初は被害者の母ゲイル(マーサ・プリンプトン)が感情的になっていて、それを夫のジェイ(ジェイソン・アイザックス)が「冷静に話そう
」となだめていますが、話が進んでいくにつれて今度はジェイが感情的になって、ゲイルがなだめることになります
一方、加害者側の父リチャード(リード・バーニー)は一貫して「今さら問題を蒸し返しても、子どもたちの命は戻らない。息子について話せというが何を話せばいいんだ
」という紋切り型の態度を示しています
妻のリンダ(アン・ダウド)は二度と元に戻れない状況にもどかしさを感じながらどう話せばいいか戸惑っています
そして、お互いに言いたいことを言った後で、ゲイルはペリー夫妻に「あなた方を許します」と言います
リチャードが先に退出した後、リンダはペリー夫妻に「息子が怖かった。シューティング・ゲームに夢中になっていたのを注意すると暴力を振るうようになった
夫リチャードは毎日仕事で帰りが遅く、息子に対峙するのは私だけだった。母親として何もできなかった
その結果、あの事件が起きてしまった。どうか、気が済むまで私を殴ってください
」と伝えます。その時初めて、ペリー夫妻はリンダを許したのです
その時、2階から聖歌隊の歌う聖歌が聴こえてきます
それを聴いた3人は感動を覚えます
この映画の原題は「MASS」(ミサ)です。ミサはカトリック教会の感謝の祭儀で、そこで歌われるのがミサ曲です その意味で、この映画の舞台は「教会」内部の部屋でなければならないことが分かります
聖歌を聴いた時に初めて3人の「憎しみの心」が浄化されたと言えるかもしれません
この映画では加害者側の少年も被害者側の少年も死亡しているという設定になっていますが、これが被害者側の少年が死亡し、加害者側の少年が生きていたら、ストーリーとして成り立たないだろうと思います
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