人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

秋山和慶 ✕ 洗足学園音楽大学 ✕ 谷桃子バレエ団・東京シティ・バレエ団・牧阿佐美バレエ団 他でグラズノフ「ライモンダ」、ボロディン「イーゴリ公」、ドリーブ「コッペリア」の抜粋を鑑賞する

2021年07月31日 07時18分21秒 | 日記

31日(土)。早いもので7月も今日で終わりです でもコロナもオリンピックもまだ終わっていません 明日からの8月は何が待ち構えているのでしょうか

ということで、わが家に来てから今日で2394日目を迎え、日本と米国、台湾の有力議員らによる初の「日米台戦略会議」が29日、ウェブ会議形式で開催され、主催した超党派の議員連盟「日華議員懇談会」顧問である自民党の安倍晋三前首相は、中国による軍事的覇権拡大の動きに懸念を示し、新疆ウイグル自治区や香港での人権侵害に警戒感をあらわにし、「香港で起こったことが、台湾で起こってはならない」と強調した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     珍しくご主人様と意見が一致したけど  モリカケサクラ問題は忘れていないってさ

 

         

 

昨日、夕食に「チキンステーキ」を作りました 鶏の唐揚げとチキンステーキを1週間おきに作るサイクルが定着してきたような気がします

 

     

 

         

 

昨日、ミューザ川崎で「フェスタサマーミューザ」参加公演、洗足学園大学のコンサートを鑑賞しました 普段バレエを鑑賞する習慣のない私にとって、この公演は1年でただ1度のバレエ公演です 昨年はコロナ禍の影響で中止になったので2年ぶりです 「フェスタサマーミューザ」の中で、この公演だけは理屈抜きに楽しもうと思っています

プログラムは①グラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」から第1幕、第2幕の名曲選、②ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から「だったん人の娘の踊り」「だったん人の踊り」、③ドリーブ:バレエ音楽「コッペリア」から第1幕、第3幕です

出演は、管弦楽=洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団、バレエ=谷桃子バレエ団、東京シティ・バレエ団、牧阿佐美バレエ団、洗足学園音楽大学バレエコース学生(4年生中心)、指揮=秋山和慶(洗足学園音楽大学芸術監督)です

 

     

 

自席は2CA1列30番、2階席の最前列、最良の席です バレエは1階席で観ていては全体像が把握できない、2階以上からステージを見下ろして初めて全体像が俯瞰できるのではないかと思います 会場は1階席と2階席に客を入れていますが、結構入っています 出演学生の家族、友人・知人、洗足学園を受験する高校生、バレエ教室に通う将来のバレリーナ、オリンピックに興味がなく行き場のない高齢層など、さまざまな観衆が集まりました 通常のコンサートと異なるのは若い人、とくに女性が多いということです 通常のコンサートでは特に男性トイレに長蛇の列ができますが、本公演では男女ともまったく列が見られませんでした 途中休憩(15分)が2回あることも要因の一つかもしれません

ステージの奧に学生オーケストラがスタンバイし、その手前のスペースでバレエが踊られます オケは左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという並びです。コンマスは女性です

1曲目はグラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」から第1幕、第2幕(抜粋)です この曲はアレクサンドル・グラズノフ(1865‐1936)が1897年に作曲、翌1898年1月にサンクトペテルブルクの帝室マリインスキー劇場で初演されました ヒロインのライモンダは南仏プロヴァンスの城のお姫様です。婚約者の騎士ジャン・ド・ブリエンヌが十字軍の遠征中に、サラセンの騎士に襲われるが、帰還したジャンに救われ、二人は目出度く結ばれるというストーリーです 舞台は第1幕がフランス、第2幕がアラブ、第3幕がハンガリーと3カ国にまたがって展開しますが、本公演は第1幕と第2幕からの抜粋です

ダンサーのバレエを観ていて思うのは、よく脚がつらないなぁということです 特に印象に残ったのはプリンシパルの奧山紗希子さん(間違ってないだろうな)のアラブの踊りです

 

     

 

2曲目はボロディン:歌劇「イーゴリ公」から「だったん人の娘の踊り」「だったん人の踊り」です この曲はアレクサンドル・ボロディン(1833‐1887)の未完の歌劇で、作曲家の死後、リムスキー・コルサコフとグラズノフによって全4幕が完成、1890年にサンクトペテルブルクの帝室マリインスキー劇場で初演されました

この作品のバレエの大きな特徴は男性のバレエが見られることです 勇壮なテーマに合わせて群舞が踊られます 学生オケは、この時とばかりに会場を震わせるほどの迫力のある演奏を展開し、存在感を示します

 

     

 

最後はドリーブ:バレエ音楽「コッペリア」から第1幕、第3幕です この曲はレオ・ドリーブ(1836-1891)がドイツの幻想怪奇作家ホフマンの「砂男」を原作にしたバレエで、1870年にパリ・オペラ座で初演されました 物語は、人形師コッペリウスの作った人形コッペリアを巡って、スワニルダとフランツの恋人たちの間に誤解が生じるが、真実が分かって全て丸く収まるという喜劇的な内容です 第1幕が村の広場、第2幕がコッペリウスの仕事場、第3幕が「鐘の祭り」と題されたスワニルダとフランツの結婚式です 本公演では第1幕と第3幕から抜粋して踊られます

第3幕でスワニルダを踊った新里茉莉絵は上手いなぁと思ったら、東京シティ・バレエ団所属のバレリーナでした また、フランツを踊った本間響はプロかと思いましたが、何と3年生とのこと。将来が楽しみです

娘が小学校の6年間バレエ教室に通っていたので、発表会などでバレエに接する機会はありあましたが、今はほとんどありません それだけに貴重な機会でしたが、今回も十分楽しめました

オペラが総合芸術だとすれば、バレエも総合芸術だと言えるかもしれません バレエも年1回ではなく、定期的に観ていれば愛着も湧くし、内容も理解できるようになると思います しかし、現在以上に興味のジャンルを広げることは簡単にはできません その前に、クラシック・コンサート年間200回の目標を達成しなければなりません しかしコロナ禍のもと、現実には厳しいものがあります

 

     


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