8日(月)。昨日、当ブログの読者ゆえさんと巣鴨アトレヴィ5階「和牛焼肉 牛兵衛」でランチしました ランチは昨年4月以来です。12日夜に2つのコンサートが重なってしまったので、1つ代わりに行っていただけないかとお願いしたところ快くお引き受けいただいたので、チケットをお渡ししました
その後、お互いの家族の動向や ゆえさんの仕事や職場の現況などの話に花を咲かせました
その後、ケーキが美味しいという噂の「パティスリー ヨシノリ アサミ」に移り、コーヒーとケーキをいただきながら 佐藤正午の小説に関する話題やクラシック談議で盛り上がりました デュトワ・ファンのゆえさんにとって、昨年末のデュトワのセクハラ疑惑報道はショックだったようです
帰りがけに、ゆえさんから東京駅限定という貴重なチーズクッキー「ビスキュイ オ フロマージュ」(4種類セット)をいただきました 「お菓子だけれど、お酒にも合いますよ
」という ゆえさんお薦めのクッキーです
夕食前に4種類の中から「スモーク&カマンベール」の封を切り、ストレート・ウィスキーを飲みながら1枚食べてみましたが、甘さの後に スモーク・チーズの味が口の中に広がり、何とも贅沢なフレィバ―を味わいました 予想外の美味しさに 思わず もう1枚 もう1枚と手が出てしまうほど 半端ない美味しさにビックリです
今度はビールといっしょにいただこうかな、と楽しみを後に取っておくことにしました
ゆえさん、楽しい会話と美味しいプレゼントをありがとうございました
(写真はいずれもインスタ映えしない美的センス ゼロの出来ですが なにとぞご容赦下さい)
ということで、わが家に来てから今日で1195日目を迎え、プロ野球の中日、阪神、楽天で監督を歴任し通算1181勝を挙げた星野仙一さんが4日 死去した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
阪神の監督時代 セリーグ優勝に導いていただきました 星野監督を忘れません
一昨日 神楽坂のギンレイホールで「夜明けの祈り」を観ました これはアンヌ・フォンテーヌ監督による2016年フランス・ポーランド合作映画(115分)です
1945年12月、ポーランドの赤十字で医療活動に従事するフランス人女性医師マチルドのもとに、一人の修道女が助けを求めに来る 彼女に連れられて修道院を訪ねたマチルドは、ソ連兵の暴行によって妊娠した7人の修道女たちが、信仰と現実の間で苦しんでいる姿を目の当たりにする
マチルドは修道女たちを救うため激務の間を縫って修道院に通うようになり、孤立した修道女たちの唯一の希望となっていく
この作品は、第2次世界大戦末期の悲劇的な事件によって傷ついた修道女たちを救うべく努力した実在の医師マドレーヌ・ポーリアックをモデルとして描いたヒューマンドラマです
7人の修道女たちが妊娠していることが分かった時、フランス人であるマチルドは自分だけでは手に負えないと思い、「ポーランド赤十字の助けを借りるべきだ」と主張しますが、修道院長は「修道女が妊娠していることが世間に広まれば修道院は閉鎖されてしまう。神の思召すまま祈るしかない」と言って拒否します
それに対しマチルドは「一番大切なのは母子の命を守ることだ
」と反論します
このやり取りを聞いて考えるのは、修道院という閉鎖的な社会における責任者の在り方です。宗教に身を委ねる責任者として最終的に守るべきなのは何なのか、望まない妊娠・出産という試練を救ってくれるのは目に見えない「神」なのか 医師という「人間」なのか、どちらを信じれば良いのか。それが問われていたのです
「祈ることだけでは何も解決しない。目の前に立ちはだかった困難を見極め、それを乗り越えるために力を尽くすことでしか問題は解決しない」と、この映画の監督は言いたかったのではないか、と思います
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