3日(土・祝)。わが家に来てから今日で3763日目を迎え、米国の「法の日」にあたる1日、トランプ政権が裁判所の判断を軽視するような動きを見せていることに対し、弁護士らが加盟する非営利団体が約50都市で法の支配を守るためのデモを開催した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
裸の王様トランプから 米国の民主主義の象徴「三権分立」を取り戻すため 各分野で立ち上がるべし
昨日、隔週金曜日のローテにより「鶏のから揚げ」を作りました 息子がいたのでいつもより多めに28個作りました
息子が天つゆを作ってくれたので、大根おろしと混ぜて唐揚げに乗せて食べましたが、もの凄く美味しかったです
Netflixで藤井道人監督による2024年製作映画「正体」(120分)を観ました
日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜流星)が脱走した 鏑木は「日雇い労働者ベンゾー」「フリーライター須賀」「水産加工場で働く久間」「介護施に勤務する桜井」と、次々と風貌と名前を変えて逃亡を続ける
鏑木を追う刑事の又貫征吾(山田孝之)は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べるが、彼らが語る鏑木は、それぞれが全く別人のような人物像だった
さまざまな場所で潜伏生活を送り、間一髪の逃走を繰り返す鏑木だが、やがて彼が必死に逃亡する真の目的が明らかになる
この映画は染井為人の同名ベストセラー小説を、横浜流星を主演に、「新聞記者」の藤井道人監督がメガホンを取ったサスペンスドラマです
この映画のテーマは”冤罪”です 映画の中盤で類似の凶悪殺人事件が起こり 犯人が逮捕され、又貫刑事も、その犯人こそ本件の真犯人ではないかと疑問を抱きます
しかし、彼の上司は「誤認逮捕を認めることは警察への信頼をなくす」として、最後まで鏑木を犯人として再逮捕して裁判にかけろと命令します
そこから又貫刑事の葛藤が始まります
一方、鏑木は自分が高校生の時に偶然 遭遇した殺人事件の目撃者(被害者の家族)に、自分は無実であることを証言してくれるよう説得するために逃亡したことが分かります
原作者である染井為人氏の執筆の動機は、2018年に起きた富田林署から、暴行や窃盗で逮捕されていた男が弁護士との接見中に脱獄し、変装して盗んだ自転車で日本一周を企て、48日間も逃亡を続けていたという事件だそうです しかし、これは変装して逃亡を続けたという事実だけに目を向けた動機だったと思われます
あくまでも本作はフィクションです
鏑木慶一役の横浜流星の5変化ぶりが一つの見所です 彼は現在NHKの大河ドラマの主演を務めているそうですが(私はテレビをほとんど観ない)、主役抜擢は分かるような気がします
また、鏑木の潜伏先で出会う人々 ~ 吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、そして刑事役の山田孝之の迫真の演技も素晴らしいです
本作を観て、あらためて「冤罪」について思いをめぐらせました
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