所詮女子だとか、レベルが違うなどと言わせない
WomensWorldCup(女子W杯)サッカーで見せる「なでしこ」のサッカーは
まさにフットボールで、痛快だった。
アグレッシブ(aggressive)とは、侵略的だとか攻撃的という元々の意味があるけれども
彼女たちが見せるフットボールには、いわゆる前向きの意志があって、
その意志をかなえる想像力が、一連につながっていて誰もが技術に優れ
局面で慌てない自信もみせて、プレーそのものが楽しかった。
男子のサッカー界のストライカーには、キングカズが君臨していて、そのまた昔に
レジェンドとなった釜本邦茂という得点王がいる。
その男たちの代表での通算ゴールをこの日、軽く超えた一人の輝かしいプレーヤーがいる。
その名を「サワホマレ」・・・しかも3点をたたき込んだ。
今は2列目から時に3列目にさがってのポジションにいながら
彼女は見事にチームをコントロールして見せ、そしてアグレッシブに前へ前へ
ボールも人も進めて見せる。局面で全く動じることなく、技術に優れて自信にあふれている
メッシでもシャビでもイニエスタでも、ロナルドでもない・・・「沢穂希」は
戦略的で冷静で、積極的だった・・・そして圧巻のハットトリックは閉塞感に沈むこの国の
フットボールファンならずとも、大いに勇気づける結果をもたらしてくれただろう。
彼女は男女を問わず、日本が生んだ最高峰のフットボウラーである。
たかだか女子などと侮ることは許されない。
彼女や彼女たちのプレーは確実に、世界のトップクラスにあって
スペクタクルにあふれるパスプレーは、たぶん女子サッカーで世界を凌駕する。
ベスト8、ベスト4に値するチームであり、その核となるキャプテンシーの持ち主の
沢穂希は、日本のフットボール史に残る戦いの真ん中にいる。
たかだか女子と侮るなかれ、
サッカーを男のスポーツと決めつけて
女子のサッカーをコピーと見下すのは間違っている
想像以上に進化していてよっぽど、スペクタクルがあって、アグレッシブで
女子Wカップサッカーは、おもしろい!
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