富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

パソコンサークルのありようを考える。

2012年02月12日 | パソコンサークル

思いもよらぬ「メール」が届いて、今更ながらにしみじみ「サークル」というものを考えています。

 

もう始まっておよそ7年の月日を迎えようとしている「富田パソコンサークル」ですが
一つの曲がり角というか、変わり目に今たっていることを実感します。

思えば創設期から意欲的に取り組んでこられた方々
パソコンというものを手にして、使い慣れてネットを自由に見聞きできるようにもなり
年賀状は言うに及ばずポスターなど自在に作ることもでき、家計簿にしろパソコン使って
しようかと思いつくまでになってこられました。
そういう意味でも一定の進化を遂げつつ、みんなの中にパソコンが定着もしたように思います。

実際、初めの頃から誰もが見違えるほどの成長ぶりで、
それぞれのやりたいことが違ってきた事を受けて、正直これから何を どうしていこうかと、
自分の中に迷いを感じてもいました。

その中で結果として「公民館」に舞い戻ってサークルをしていると
寄る年波などというと、余計な角が立ちますが・・・実際、わざわざ夜の8時になって
公民館に出向くと言うことが、体力的にもあるいは気持ちの上でも「しんどくなる」のは
よく理解できます。
そうして、開設当初から参加いただいた幾人の方々の参加が途絶えて来た事実もあるし
現行のサークル開催も少人数での開催が続いています。
サークルには意図的にも「決まり」という制約を設けたくありません。これは始めたときからの意志であり
来られるときに来て、来られないときは来られない。
できることには挑戦し、できないことを悔やまない・・・・できてもいいし、できなくてもいいという
精神につながっています。

ですから「退会」という手続きをわざわざとらないのも、また来られるときには来てという思いもあります。
またサークルで知り合い、サークルの活動を通して共有した時間を思うときに
サークルの参加がかなわなくなった方々は、やはり今でもサークルの「仲間」としての思いが今もありますし
及ばずながらも、サポートをさせていただくつもりです。

それぞれの事情や感情、体力的な問題・・・一人一人につきまとうものは、様々です。
それぞれに理解できます。
来られなくなった理由は、ヒトの数だけ存在するので、強要もあるいは引き留めもかなわないでしょう。
また、パソコンだけではなく一定の活動もしてきた中で今後も続けていく以上
新しい仲間をもっと増やしていくことも求められます。

曲がり角を曲がるときに、景色が少し変わって、その先が急な上り坂になってたら、ちょっと一息つかないとあかんし
一気に下り坂を下るには時間というものを味わうことができません。
なるようになるっていうのもあるし、何かせなあかんという焦りにもにた思いが混じるし
もうちょっと、ちゃんと向き合って「サークルのありよう」ってもんを考えずに来た反省をしています。


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