年号や日付を入力するときに、何となくパソコンの事やから
西暦で「2009/3/21」と入力せなあかんと思いがちなんでしょう
事実エクセル2003などで、セルに単に日付だけを「3/21」と入力すると、
今現在の「2009/3/21」が勝手に設定されています。
ある人から、「生年月日入れたいんやけど「昭和」やったら
1925を昭和の年号分に足し算したらええんやね・・・大正、明治、平成と
自動的に判断させるのにはどんな式がええんやろ・・・」
というようなご質問いただきました。
なかなかアイデアがあって意欲的な問いかけに感心しましたが
実は、「数式」や「判別式」を作るまでもなく、和暦でも
入力できます・・・っていうか入力の方法さえ知っていれば
エクセルの方が判断してくれます
まず、日付を入力するセル範囲を確定して
「書式」→「セル」→「表示形式」→「日付」まで選択して表示の形式を
和暦の表示に設定しておきましょう
あとは、入力の方法ですが、まずキーボードを「半角・英数」モードにしておきます
和暦の年号で入力する場合は下の図のように
年号の頭に 明治の場合「m」・・・大正は「t」・・・昭和の場合「s」そして平成は「h」
それぞれの頭文字をつけて入力するだけです
※この場合年号を表すアルファベットは大文字でも小文字でもかまいません
まさか慶応やとか天正生まれの人が生きていてこれをご覧になっておられるとは
考えもつきませんが・・・残念ながらそのあたりの年号には対応出来ません
なぜならパソコンの年月日がエクセルで判断してくれるのは
1900年1月1日を「1」として始まっているからなのです。
ということは、慶応とか元禄どころではなく
和暦で入力出来るのは、「明治33年1月1日」以降ということになります
ちょっとした試しに、確認してみてください
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