富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

年賀状ソフト?

2007年11月06日 | パソコン

筆まめや筆王、筆ぐるめを「年賀状ソフト」って呼ぶのは勝手といえば勝手ですが・・・
パソコンで年賀状を作るときに、これらを年賀状ソフトと決めつけてしまうと
ちょっとした錯覚に陥ります。
それは年賀状作りの全てを、このソフトで完結せなとアカン
と思いこむことです。

が、ちょっと待って
それは、ソフトメーカーのキャッチコピーに乗りすぎています。



僕個人はこれらのソフトをあえて、「宛名書きソフト」だと認識しています。
「どっちでもええんちゃうん?」・・・
そういわんと一応のうんちく聞いてください。


では、はじめにあなたならパソコンで年賀状作るとき
「宛名面から印刷する」派ですか?
「文面(裏面)から印刷する派」でしょうか?

※中には、今度新しいプリンタはり込んだサカイ「両面印刷します!」って
自慢げにいう人もおられるでしょうがこの手法については、
実は僕には異論があります。
それは、主に黒インクだけの宛名面と色刷りの文面を同時に印刷するという作業は、
宛名面の印刷が裏面に比べて早いというメリットを大いに阻害します
さらに、「この人には、このデザインを」っていう楽しみを奪うことになりかねないので、
「両面印刷」などいうのが年賀状には向いていないことに思いが行きます。


で、元の話に戻りますが、僕自身は「宛名を先に派」です。
それは、コレでも年賀状のデザインは何種類かを作りおきますので
あの人にはこのデザインで
こういった類の連中にはこんなデザインでって
区別をするために
どうしたって、はじめに宛名の印刷されたはがきが必要になります。


ここまで、書き込むと一つの結論が出ます。

それはいわゆる「筆なんとか」っていうソフトが
住所録作成、宛名書きと文面デザインの三つが揃えているのはいるんやけど、
実際の「年賀状作り」の作業の手順で、
この三つを同時にするなんてことないので、三つ揃ってる必要が実はないのです。

住所録の入力したり、修正して「住所録」を保存しておき
宛名書きの印刷をすませてから
おもむろにはがきを裏返して・・・(十分宛名面を乾かしておきたいために
              日にちを開けるっていう細かい配慮もありますよね)
ようやく文面デザインを印刷するっていうのが
一応の作業の流れになるんかな・・・


であるのなら、宛名の印刷は、微調整や
年賀状サイズに設定の行き届いたこうした「筆なんとか」を使うことにして

住所録は、常に「郵便番号辞書」を無料で更新できるエクセルでし、
文面デザインなんかはまた別のソフトでこしらえて、印刷すればいいと思っています。
それぞれを別々に考えて、それぞれが一番やりやすいやり方
操作しやすいソフトでこなせば効率もええしね

ということですので、どうしてもその年の干支などをモチーフにした
イラストが欲しいのであれば、「素材集」を購入すればいいし
エクセルで作った住所録は、たいていの場合
筆ナントかのソフト群は読み込み可能な仕組みです

従って、宛名印刷だけに筆ナントかを用いるのであれば
それらは、「宛名書きソフト」と呼ぶべきで年賀状に限らず、
封筒やラベルの印刷にもその用途を広げて行けばいいんじゃなかろうかと
思う次第でござります。


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