富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

COUNTIF関数:「○やら×」まで集計

2009年02月28日 | エクセル

集計とかゆうと、エクセルが得意の分野ですが
関数の「COUNTIF」(カウントイフ)というのを使うと、○とか×の集計までしてくれます。
下の図のように、どっかの参加者名簿があって、
A列に参加者の名前、右隣のB列には下準備として「入力規則」で○か×か△かの
ドロップダウンリストをあらかじめ仕込んどいて、出席の場合○
欠席は×、保留の場合は△と決めておいて、出欠を記入しておきます





右上に別表で集計をとることにしましょう
D列が項目欄で、E列にその記号、F列が人数の小計とします
関数を使うのは、F列のF2からF4のセルに当たります

COUNTIFという関数は、どこからどこまでの「範囲」を指定し、
何を「検索条件」集計するかという関数ですので
式は「=COUNTIF(範囲,検索条件」と設定すればいいのです。

この例題で言えば、F2の出席者数の集計欄には
=COUNTIF(B2:B18(○×の入った範囲),E2(○か×か△かの記号))
ということになります。
実際には、F2のセルをクリックし「」をおして、「COUNTIF(」まで入れたら
B2からB18の範囲をドラッグし、ついでに絶対参照するために
キーボードの上の方のボタンのF4をおしておき、「,」のあとに
検索する条件に当たる「E2」のセルを指定します

=COUNTIF($B$2:$B$18E2

F2に以上の数式が入ったら、あとはF3やF4のセルにドラッグしてコピーしてできあがりです。



検索条件の入力の際にはこんな風にセルに記号を入れて指定する場合と
あらためてセルに記号を入れる欄をこしらえずに、式の中で
ダブルコーテーション「""」で囲って指定も出来ます

=COUNTIF($B$2:$B$18"○"という風にデス。




使い慣れてくると、意外に使い途の多い関数の一つで、便利なもんですよ



それと、集計の人数欄にちょっとした工夫を加えています
出てきた答えの末尾に「何名」の「」が自動的に振られる仕組みです
これは、書式→セル→「表示形式」とすすみ
左の欄の「分類」の一番下の「ユーザ定義」を選択し、右側の
種類」とある欄の一番上の入力欄で「0”名”」と指示しているからです
「0(ゼロ)」の末尾にダブルコーテーションで、「名」という数え方を指定しています。
こうしておくと数字の表示に「名」が表示されます。あくまでも見かけの表示で
データそのものは、文字列ではないので
下の合計欄に集計も出来ます。・・・もちろん「文字列」にしてしまうと合計は出来ません