富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

計算式に工夫:IF関数を使う

2008年10月26日 | エクセル

エクセルで例題として、下のようなちょっとした計算表を作って見ました
A列に項目をいれて、B列に単価、C列に数量、D列には金額欄とします。
この場合D列に金額が入りますが、もちろんエクセルですから
この欄まで入力したりしません。D2のセルには、金額は単価に数量をかけたもんですので
計算式を「=B2*C2 」と入力します。
(※実際の手順としては「」イコールを入れたらB2のセルをクリックし「*」を入れて
次にC2のセルをクリックすればいいのです。)




ここまで来たら、計算式の入った「D2」のセルを下側にドラッグすれば
あとは自動的に各行に応じた形で、計算式がコピーされるんですが
赤丸のところに注目してください
数値の入っていない欄に「」が表示されています。
確かに「ゼロ」に違いないんですが、いかにも味気ない感じが否めません
「幼い」表に見えて・・・
そんならと「ツール」→「オプション」って進んで、「ゼロ表示」のチェックを外す
と言う手もないわけではありませんが、時には「0」を表示したいときに
都合が悪くて、応用が利きにくいという問題があります。



/P>




そこで、ちょっと計算式に工夫を加えます
IF関数っていうんですが、大変重宝します。
この関数が便利なんは、条件によって判断し仕事を区別してくれるからです
判別」という機能です。

例題の場合は、A列やB,C列に何にも入力されていないのに
機械的にB列×C列を繰り返し、BにもCにも何にもないんで
ゆうたら「ゼロ×ゼロ=0」としてるわけです。

下の画面の右上を注目してもらうと
=IF(C2="","",B2*C2)」となっています。
もしも(IF) C2のセルがヌル(””・・・何にもない)時は
””ヌル(何にもない)
そうやないときは、BにCをかけるっていう意味です。
こうしておけば、たとえばC列の「数量」が空の場合は計算しません
(※A列でもB列でもええワケですが・・・)

この式をコピーすると下のように無駄な「0」は消えてしまいます。
単なる計算に工夫を加えることは、「イラスト」で飾るような感じが
しません?・・・・せぇヘンか・・・







?



?IF関数:入力待ちのセル