ぼちぼち日記

大切な日々のこと

娘の借りてきた本

2010-11-05 14:21:59 | 娘と読んだ絵本のこと
幼稚園の図書貸し出し。
ずっと、ビックサイエンスの「ぞうさん」の本を、繰り返し借りてきていた娘
二学期に入って、ようやく、違う本を借りてきたのですが、なかなか、面白い本を選んできます。
どれも、私が、一度も読んだことのない本ばかり。
一冊として、私の知っているものを選ばないところに、驚きすら感じます。

  「おばけのパーティ」ジャック・デュケノア 大澤晶訳

言葉を話し始めた頃から、「おばけ」が好きだった娘。
なぜ好きなのかは判らないけれど、絵を描くと、全部「おばけ」の時期もありました。
そんな娘が、この絵本を選んだのだから、思わず、ニンマリ。

普通の絵本は、開いた両面が一場面だけれど、この本は、左右、それぞれ別の場面。
まるで、漫画のような絵本です。これを、読み聞かせで理解できるだろうか?
文章も長く、赤ちゃん絵本でも最後まで聞いていられない娘が、読めるハズない?
しかし、なんの問題もありませんでした。自分の借りてきた絵本は、ちょっと違うようです。

すっかりハマッタ娘さん。図書館で、このシリーズを探して借りてきました。

 「おばけ びょうきになる」ジャック・デュケノア 大澤晶 訳

娘は、私のお腹にある帝王切開の傷が、ずっと気になっていて、病気になって、お腹を切った
おばけのアンリの傷と、見事に結びつきました。
大、大、大好きに 
お腹の中に目覚まし時計が入っているという、有り得ない設定なのですが、何の問題もなし。
なんじゃこりゃーなんだけど、妙な笑いをそそります。不思議な絵本。


 にぁーう 」(あかちゃんのわらべうた) 松谷みよ子、長野ヒデ子

しぶい!

図書係で、娘が本を選ぶ場にいた私が、つい、頭の中でつぶやいた言葉です。
しかしまあ、面白かった。

猫ちゃんも可愛いし、おばあちゃんの描かれ方も、なんとも楽しい。
娘が気に入っているのは、なんといっても、「お正月は、ええもんだー。」のページ。
流れるような文章が、心地良いようです。
わらべうたの会で、先生が、歌って(唱えて?)くれたもんねえ。

が、大好きな実家の猫たち
二匹とも、もう、おばあちゃん猫で、先日、とうとう、一匹が、口からご飯が食べられなくなりました。
そのような訳で、今、猫に、会いに行くことを自粛しています。
娘は、しつこく、追い掛け回して世話をしようとするので、病床の猫ちゃんには、あまりにも
負担が大きいから・・・・・・。娘は、良かれと思っているのですがね
そんな事情もあり、猫への思いが強かったのかもしれないな。
本当に、可愛らしい、猫の絵本でした。

「ビックサイエンス もみじのいちねん」

娘が選んだのを横目で見て、こちらも、思わず、「しぶい!」と、心の中でつぶやいてしまいました。
が、面白かった~
写真で、もみじの一年間を追っていきます。
とても、とても面白かった!
庭の木をながめたり、散歩をしながら木を見上げたりすることが、ますます、好きになりそうです。
ああ、一年間が楽しくなりそう。


「はけたよはけたよ」 神沢としこ 西巻茅子

「読み聞かせの時間」に、私が、年少さんたちに読んだ本。

実は、前の晩に、娘に相談したのです。「どの本がいいかなー」って。
少し悩んで、「これ!」と指さしたのが、この本でした。
娘が大好きな本。爆笑の本。
きっと、娘につられて、みんなも笑ってしまうに違いないと、期待に胸ふくらませて行きました。

しかーし
みんなは、ちゃんと座って聞いてくれましたが、わが娘は、「聞きたくない!」と言って、
絨毯の上に座ることもしませんでした
あーあ。なんだろうねー
何が、どう作用したのか、本当のところは、ちょっとわかりません。

母が、自分の大好きな本を、みんなに読むことが、許せなかったのか
いつも、一番に借りて一番最初に座るのに、その日に限って、ちょっとした手違いで
(持ち出し禁止の本を並べてしまい、娘は、二冊とも、借りる本を取り替えることになった)
一番最後になってしまったことが、気に入らなかったのか
相変わらず、気難し屋の娘さんです。

ちなみに、先日の「いもほり遠足」も、当日朝まで、あんなに楽しみにしていたのに、
なんと・・・・・・・・・・・・・・ボイコット
さんざん歩いて、遠い農園まで歩いていったのに、ずっと、お茶を飲んでいたそうです トホホ

今週は、近所の農園に「柿もぎ」。
「これは、またやらないぞ~」と思った母。こんなこと言っては、いけないと思いつつ、
心の中で、「言っちゃ駄目!」と、確かに、もう一人の私が止めたのに、つい、

「また、やらないなら、今度は、最初から幼稚園休もう!」

と言ってしまいました。反省 大反省

でも、娘さんは、飄々と
「大丈夫、大丈夫。今度は、やるから
・・・・・・・・・・・・・・。
あなたの、その性格に、母さんは、大分、助けられてマス