「南のお二方、トウノを見つけられたかしら?」
部屋の中をうろうろしながら、ミィチカが云う。
「うん、きっと大丈夫だよ!」
その横で、トウノの妹、キーリ。
「心配だわ・・・」
「そう?」
「心配・・・」
「大丈夫だよー」
「北一族の村で、変な妄想を膨らませていないか・・・」
「それは、・・・うん」
「北一族・・・」
「・・・・・・?」
「お祭り・・・」
「・・・・・・!?」
「やっぱり行きましょう、キーリ!!」
ミィチカは立ち上がる。
「ミィチカおねえちゃん!」
キーリも立ち上がる。
「今から行けば、お祭りに間に合うよ!!」
そこ!!!
そして、話は北一族の村に戻る。
最終回間近!?
と、云うこともあって、北一族篇は、登場キャラが多い!
みんな、それぞれの場所を確認しておこう!
南一族:モモヤ
甘栗試食中。
海一族:ナギサ・シオリ・ミナト
モモヤと談笑しながら、甘栗試食中。
東一族:タツキ
武道対決大会会場。
東一族:アマキ
・・・・・・?
砂一族:フワ・シマ
武闘対決大会会場。
北一族:ミィチカ・キーリ
北一族の村へ向かう道中。
北一族:トウノ(・スネークバルーン)
・・・・・・?
そして
南一族:アヅチ・マツバ
北一族:クリミア・タクト・ロマニー(・ロンロン)
豆乳早飲み大会会場!!
「なんで!!?」
「俺(タクト)と、マツバをかけて勝負するからだろう!」
「そもそも、勝負する必要あるのか!?」
アヅチとタクトは、ぎゃーぎゃー云い合っている。
「お前、ルールがわからなくて不安なのか!?」
「そうじゃねぇよ!」
「俺が説明してやる!!」
タクトは、ご一行の前に踊り出る。
手には、練習用の空き瓶。
「まず、」
ごくり
「よーいどん、の合図で瓶を手に取る」
うんうん。
「それを口に持って行き」
タクトは空き瓶を口元に近付ける。
「後は一気に飲む!!」
そして、飲む真似。
「おぉお!!」
ロマニーとロンロンが拍手。
「そのまんまじゃないかよ!!」
アヅチは罵声。
しかし
「あ・・・アヅチ、お前ルール知らなかったのかよ!?」
人の話聞かないタクト。
「ほら、ステージに行くぞ!」
「あぁあああああ」
アヅチはタクトに引きずられ、ステージに上がる。
「がんばれ、タクトー!! 北一族の意地だよ~」
ロマニーの声援。
「がんばって、アヅチさんっvV」
クリミアの声援。
「みなさーん、私は豆乳早飲み大会の司会係です」
会場のアナウンス。
「北一族の伝統の豆乳早飲み大会。準備はよろしいですかー?」
「もちろんだぜ!!」
タクトは、豆乳のビンを持つ。
それは、フライングだよ!!
「それでは、よーい」
スタート!!
(合図のかけ声が違う:笑)
NEXT