うちには小さい渋柿がなる「豆柿」の木が二本ある。
一本は昨年、もう一本は今年成り年のようだ。
重くて木がしなるくらい成っている。
夕日に映えていかにも秋、といった風情。
小さいものだと柚子くらい、大きくても玉子大。
この柿のヘタをとり瓶につめる。それだけ。
徐々に熟してきてドロドロになり、その後発酵して、糖分が分解されアルコールになり
さらに進行してお酢になる、らしい。
数日様子を見ていてもなかなか変化がない。
瓶の内側が曇ってきて不安になる。
なにせ日中の気温が高い。
そのうち白いホワホワしたカビがヘタの部分に出てきてしまった。
慌てて瓶から全部の柿を出し、一つ一つチェックしながらカビを取り除く。
ほとんどの柿はとろんとろんの熟し柿になっていて、
もう少し熟すのが早かったら、カビは生えてなかったんじゃないかな。
さて、カビを取った熟し柿をみっちりと瓶に詰めて仕切り直し。
今後どうなる・・・?(つづく)
この冬は本当に暖かいですね。
こちらでは紅葉がとてもきれいなのですが
小春日和を超える気温の中で見ると
なんだか趣がないような気がしてしまいます。
柿酢は、柿酢作り先輩に伺ったところ、
ほんのり甘いのでドレッシング、酢飯、とにかく
なんでもいいそうです。
今年の年末のおせちに間に合うかしら。
暖かいのでカビが出るのも心配です。
tenfingersさん、お芋掘りに行かれたのですね。
うちではほんの十数本だけサツマイモを植えてありましたが
採れたのも少し、それも小さいのや細いのばかり。
焼き芋にもならないので、刻んでご飯に入れて炊いています。
家の方はリスやカラスが多くて柿を食べてしまいます。
あれば、作りたいですが、大体今頃までにはまばらに
なってしまいますね。冬が近づく作業としてとても
趣がありますね。子供の頃には、柿渋を塗った紙とか、
板とか普通にありましたが、現代では何に使うのでしょうか。こんなに暖冬が続くと冬に向かう仕事はこたつを
出すぐらいになってしまいそうです。(我が家は床暖房なので、こたつはありません。)
長いスパンで考えると
消えたもの、やらなくても良くなった仕事など沢山
あります。
私自身は年もだんだんとりますし、楽になったのは文化の発達の
おかげと思っています。もちろん昔の暮らしの在り方
に感傷は持っています。そのことを考えるとほっこり
懐かしい思いでいっぱいになりますが、他方で
ありがたいと思うこともあります。こうしてだんだん
伝統的な生活は変化していくのですね。こちらは
お墓、お葬式関係が劇的に変化しています。
閑話休題、先日誘われてお芋堀の行事に
参加してきました。あれは農家の方が準備して
おいてくださるのか、手で土をかき分けると見たことも
ないような大きなお芋が大量に出てきて、感激しました。
そして又そのお芋がお味が良くて感激です。