2006.05.12、「What does AO stand for?」の続編。
2年前僕は、、、
AOはAOta gai(青田買い)のAOだとひねくれたことをいうつもりはない。AOは僕の感覚ではAtto Odoroku(アッと驚く)だ。大変失礼ながら、この生徒が合格しちゃうの?というケースも多いと思う。
あのエントリーの後で、いろいろな先生と話をしたら、Anokoga OK(あの子がOK:合格)だとか、Anokomo OK(あの子もOK)なんていうのもあった。でも、最近、他もありそうな気がしてきた。
実は今年の入試が、まだ終わっていない!!!
勤務校の3年生は、先週無事卒業式も終わり、行き先はほぼ決定しているのだが、大学の入試がまだ終わっていないのだ。今年顕著なのは、本来ならばAO入試を3回程度実施する予定だった複数の大学(それも2校や3校ではない)が、2月末から3月になっても、予定回数以上のAO入試を続けていたりすることだ。昨年6月頃発表になった入試スケジュールにない入試が”特別〇〇”と称して行われることもある。AO入試では、書類審査と面接だけで合否を「即日」決めるというような、豪快な大学もある。
AO入試以外でも、指定校の追加募集などもある。出願期間も3月中旬~下旬まである。10年ほど前から、「まだ間に合うぞ」といって、受験情報会社や予備校が受験日程をウェブサイトに掲出するようになったが、どうもその数が尋常ではなく増えていると思う。今年は特に多い。
これらは別に地方大学でも、無名大学でもない。早慶上智ICU、学習院、明治、青学、立教、中央、法政(GMARCH)、日東駒専まではこういうことはないのだが、従来ならばその次くらいのランクの大学で、数年前までは学生確保にそれほど大変ではなかった大学だ。だけど今年は様子が違うようだ。これらに加え、埼玉県・千葉県内の平成になってからできた大学でも、同様の動きが散見される。一体全体どうなっているのだろうと思えてしまう。
AO入試。
Admission Office入試。。。Admission OfficeはAlways Open。。。
そんな気がしてきたぞ。
6月の学校基本調査(速報)で、首都圏でも定員割れ大学がいよいよ目につき始めるのではないだろうか。