最寄り駅から徒歩で11分。学校案内にウソはなかった。
国際学院埼玉短期大学は、幼教・保育分野の人材育成に、定評のある学校だ。これまで勤務した学校で3年生担任の時、クラスから必ず進学者がいた。
数年前学長が代替わりし、学校の雰囲気が変わってしまうかと思っていたが、大丈夫。堅実・まじめな学風は変わっていないとみていい。授業や実習も見学できたし、学生HR、ピアノ・オルガン実習室、就職課では、学生の企業授業報告書も見せてもらえた。
学生も廊下ですれ違うと会釈してくれる。大学と言うより、高校のよう。そんなカルチャーの学校だと思えた。
結論①
幼稚園の先生になりたがっている、C子にすすめてもよさそうだ。
結論②
大学説明会は、学生込みに限る。
今日実地調査する短大へは、毎年勤務校から複数名の進学実績がある。過去の勤務校からも、進学者がほぼ毎年いた。今年の担任クラスにも、進学希望者がいる。
この短大、なかなかキャンパスを会場とする説明会は、参加するチャンスに巡り会えない学校だった。今回、施設見学・説明会の案内が来た。日程を見ると、なんとか授業・校務をやりくり出来れば、参加できそうだった。何人かの先生に、無理を言って時間割を変更してもらい、出かけることが可能になった。ありがたい。
どんな学校なんだろう?
しっかり調査して、復命書にまとめようと思う。
水曜日から中間テスト期間である。今日は、担当科目のテストがあり、午後は採点にあたった。
梅雨入りはまだだけど、細かい雨が続き、湿気が多い。何だか嫌な感じ。解答用紙がホニャホニャして、採点し難かった。
3時間かけて、4クラス分の〇X△がつけ終わった。今日はここまで。珍しく勤務時間が守れそうなので、帰ることにする。
見学して、喫煙者がかなり多い印象だ。喫煙場所は、まもられていない。今時の大学としては、どうなんだろう?
帰りは、駅まで学生たちに紛れて一緒に歩いてみる。獣道ならぬ、学生裏道が見つかるかもしれないから。
帰りは新宿駅経由で移動だ。
今回の調査対象大学へは、勤務校の生徒の場合、こんな行き方になる。
①赤羽駅・新宿駅経由、中央線利用。
②武蔵浦和駅・西国分寺駅経由、中央線利用。
僕の通勤利用駅である、JR大宮駅からだと、どちらでも大差ないのは、調査済み。京浜東北線の駅が最寄り駅ならば①、武蔵野線の駅が最寄り駅ならば②なので、行きは①ルートにした。現在西国分寺駅。
今日は午前中、この前の土曜日出張の振替(代休)をもらった。
三者面談や進路指導研修会、その他諸々することが多すぎて、心がバリバリしていたし、定期考査までの授業の目処もたったので、休んだ。
本日午後は、東京郊外のとある大学の、学校説明会に出席する。勤務校から、ここ数年かなり受験している、大東亜帝国のひとつだ。いろいろ見てこよう。デジカメもって出動だ。
先月末離任式があった。昨年度末定年退職のA先生の他、4名の先生が戻ってこられた。
毎年のことだが、その日をめがけて(?)卒業生が遊びに来る。近況報告なんだか、新しい環境に適応するのに疲れたのかよくわからないけど、まあ、それはそれでいい。
今年も、進路室に卒業生が遊びに来た。去年進路相談で係わった生徒たちが、それなりに新しい環境でがんばっているのを知るのはうれしいことではある。
そんな中にSさんもいた。
Sさんは、看護専門学校に進学した。覚えることが多くて大変であるとのこと。でも、人の命に直にかかわる仕事をするのだからあたりまえだと言っていた。結構なことである。
実はSさん、去年進路室で話しをするたびに、誰かに似ていると思った生徒である。もちろんそんなことを、いつも思っているわけではなく、進路室で顔を見るたびに、「誰かににているな」と思う程度のことだ。離任式の日、彼女を見て、やっとわかった。
男子生徒に人気のAKB48。その中心メンバー(なのかな)、前田敦子さん。何となく彼女に似ていると思った。
…もちろん言わなかったけどね。
「就職・公務員」指導者研修会が今終わった。
残念ながら、前者は特にビックリするような情報は、なかった。
後者は、毎年多数公務員採用試験を受験・合格させている学校だけに、情報の蓄積があり、いい資料&よくわかるブレゼンだと感じた。
今日の研修会、評価は〇X△で、△かな。ABCならばB+だ。レポートまとめて、学年と進路指導部会に報告しなくちゃ。
何にもなければ、家のこともできるんだけど、今日はこれから出張である。「就職・公務員」指導者研修会に参加するためだ。
今日の会の主催は、僕たち高校の進路指導担当の間で、評価が○×はっきり二分されている、専門学校運営法人。ただ、それなりの実績があるのも事実のようなので、しっかり勉強してこようと思う。
JR大宮駅到着。初夏のような陽気、暑い。
先月は就職希望者の三者面談を実施した。4月から始まっている就職ガイダンスにあわせて、早め早めに生徒にも保護者にも、就職状況や手続きを理解してもらい、準備を進めてもらうためである。
勤務校は進学者の多い学校*ではあるが、就職希望者も10名前後(1学年320名定員)存在する。今年自分の受け持ちクラスにも4名ほどいる。三者面談で、就職内定を得るまでの様々な手続きについて、スケジュール表を見ながら説明し、生徒や保護者の質問に答えた。一組で長い場合は1時間、そうでなくても40分程度かかってしまった。これは相当くたびれる作業である。
5月は10日以降、一日一組、看護医療系進学希望者の三者面談を実施する予定である。これが終わると、クラス全体の30%は面談が終わったことになる。
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*「進学校」と「進学の多い学校」の違いについて。
以下はあくまで僕の感じ方である。
高校教諭が「進学校」という括りで思い浮かべるのは、進学先が、かなりの割合(少なくとも全国平均以上)で、大学・短大の普通科(理数科・外国語科)設置高校である。進学先に、大学・短大への進学数とほぼ同数、またはそれ以上専門学校がいる場合、微妙に違う表現なのだが「進学者の多い学校」というような気がする。