秋の花と実（最終回）

シモツケ

これも夏の花ですが、少し残っていてくれました。
小さい花が元気に顔を出しています。
シモツケソウとなると草ですが、シモツケは木の仲間です。
葉っぱで見分けます。


フサフジウツギ
中国原産の帰化植物ですが、野生化して空き地などでも
みることができます。
園芸種ではブッドレアと呼ばれているようです。
ふんわりした房状の花がきれいです。
白い花もあるようです。


チャノキ

もうだいぶ数は少なくなりました。
でもお茶畑の中を歩くとまだまだ咲いています。
ツバキの仲間だというのがよくわかります。
花が終わるとツバキと同じような種ができます。



ハナミズキ

ハナミズキも赤い実をたくさんつけています。
この実をみると花びらにみえるものがホウであることがよくわかります。
葉っぱも赤く紅葉します。
もうすぐですね。



スイフヨウ

スイフヨウも遅くまで咲いています。
朝は白く昼はピンクで夕方になると赤くなるようです。
これは朝と夕方の姿が仲良く並んでいました。
お酒はほどほどがよいようです。



ボケ

ボケは春だけでなく秋にも咲くようです。
オレンジ色がとてもきれいでした。
移ると困るので、あまり近づかないほうがよさそうです。
この花はあまりにもかわいかったので、つい話しかけました。
別の名前が欲しかったそうです。



サンザシ

サンザシの実です。
これをすりつぶし、棒状に加工したものがドライフルーツとして
売られています。
枝に鋭いトゲがたくさんあります。
触るときは気をつけましょう。



トウゴクミツバツツジ

これも春の花です。
暖かいので思わず顔を出したようです。
公園などのツツジも真冬に咲いている場合があります。
温暖化で遺伝子が狂ってしまったのでしょうか。
いろんな花や実を楽しむことができました。
里山を歩くとまた違った実が見つかるかも知れません。
たまには気ままな散歩もいいものだと思いました。