テレビじじいの観戦日記

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3回驚かされて森内俊之名人防衛

2013-05-31 19:30:10 | 将棋
えっ、えっ、えっ
3回驚かされて将棋名人戦は森内俊之名人の防衛で終わった。羽生善治三冠が1-4のスコアで負けるのも意外だったが、それよりも終局時間の早さにびっくりしたのだ。

先日、NHKの夕方の中継に2度も投了の瞬間が間に合った、と書いた。なんと2度あることは3度あったのだ。

きょうも、午後5時前だった。解説の渡辺明竜王の「あっ、投了」の声があがっても信じられないほど。戸辺誠六段との検討で、勝負の行方は決まったと聞かされてはいても、テレビじじいは、もう少し指すのではないかと思っていた。

後手森内名人の3七銀が新手だそうだ。局後、渡辺竜王が10年前の羽生ー渡辺戦までさかのぼっての解説は、おもしろかった。戸辺六段との掛け合いで、飛車を逃げなかった場合の検討に熱中していた。それだと、こんな早い終局はなかったのではないか、と思わされた。

森内新手が定跡になれるかどうかの瀬戸際を解説してもらったような気がする。